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口頭試問で頭が真っ白になる人多発
試験終了後の感想でよく耳にするのが、「口頭試問で頭が真っ白になった」という声です。
ロールプレイング自体は、養成講座の期間も含めて触れる機会があるものの、口頭試問までかっちり行おうとすると、試験対策向けに意識して時間を確保しないとやれないもの。
どうしても比率としては「口頭試問まで行う」回数って少なくなりがちなんです。
緊張下にあっても、傾聴を徹底することさえ体が覚えていてくれれば、ロープレは相手とのキャッチボールになり、会話を進めることができます。
しかし、口頭試問は完全に自分1人の発言が試される場だから、余計に「頭が真っ白」状態が起こりやすいのではないかと。
口頭試問の時間を計る
口頭試問の時間は5分です。
特に直前期においては、厳密に時間を計って練習しましょう。
本番時では割と容赦無くベルが鳴ります。
1問への回答が長いと、「巻いてけ巻いてけー」という雰囲気を面接官が醸し出します。
なんなら「短めにお願いします」とか後半言われます。
タイムキーパー役割で本来有難いんだけど、緊張してると焦るんだよね…。
初期の練習においては「考える」意味も込めて、回答時間にそこまで厳密な縛りを設けなくていいと思いますが、直前期の練習では時間内の回答を必須にして、時間の感覚を染み込ませましょう。
時間配分の目安をつけておく
「時間の感覚を染み込ませましょう」と言ったものの、正直、これが中々難しいんですよね。
5分の感覚を身に付けるのは現実的ではないので、設問ごとに「このくらいの分量を話す」ことを決めておくと安心です。
体内時間で計るのではない!
自分の発声文字分量で感覚を身に付けるのだ!!
王道をいこう、減点を防ごう
キャリアコンサルタント国家資格の実技面接(ロールプレイ)については、特異なテクニックは求められていません。
設定として、「面談開始して最初の15分」なので、その時間内での解決策提示も求められていません。
基本の王道をいきましょう。
そうです、「受容」「共感」「自己一致」です。「傾聴」です。
- 相談者を尊重する態度や姿勢
- 相談者との関係構築
- 話の中から問題点を捉えること
- 会話を通して相談者の感情を掴むこと
- 面談を通じて相談者が気づき、成長するような応答とプロセス
求められているのは上記です。
格好いい展開や、目を見張る解決策の提示や、試験官を唸らせる斬新な視点などは求められていません。
目の前のクライアント役の人を、「自分を指名して相談しに来たクライアント」に見立てて、「キャリアコンサルタント」をやりきりましょう。
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