タスク管理の成功は「業務を捨てる」こととセットである

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定時帰宅の本丸は「業務削減」である

タスク管理はスキルや仕組みに注目されがちなんですけど、本質は、「いかにタスク自体を捨てるか」にあると思っています。

現状の業務分量のままいかに仕組み化とかツール導入とかしてみたところで、残業減らしたり、ましてや定時で帰ろうとすることなんて物理的に無理なことが大半なんですよね。

 

部屋の掃除に例えると、

物を整理整頓するのが「タスク管理」

物を捨てるのが「タスク削減」にあたる。

 

で、これは順番が非常に重要で、一番最初にやるべきが「タスク削減」「業務削減」という捨てる作業なんだよね。

100個の物量を整理整頓するのと、10個の物を整理整頓するのじゃ難易度もかかる時間も労力も桁違いだからさ…。

これを100個の業務は維持したまま定時で帰れ残業を減らせと無茶振りしてくるのがお上なわけじゃないですか。

そういうところやで!!???

捨てる業務は「やった方がいいこと」全部

個人として任されている業務を点検した時に、今の業務量のままで残業減らそうというのは物理的に無理よ。

だって現状帰れてないんだもん。

 

結構乱暴な物言いになってしまうんだけど、「やった方がいい」レベルのことは全部やらないくらいの思い切りが必要です。

 

やった方がいいこと、なんてそりゃ「やった方がいい」からさ、捨てたりやらない判断をするのは非常に勇気がいるんだけど、ここ越えないと平行線なんだよな。

ツール導入したけどツールに振り回されて終わる結果になるのよな大抵。

 

最初はやった方がいいことは全捨てして、やらないと詰むことだけに集中するのを推奨します。

加えて、やった方がいいことは無限増殖してくるので、序盤の「1タスクにおける成果寄与度」への目が肥えていない段階で許してしまうとすぐ溢れるんだよね。

捨てて浮いた時間を、成果寄与度が高いタスクに割り当てる

仕事の目的って成果を出すことじゃないですか。

「やった方がいいこと」を捨てるのに、最初は抵抗や罪悪感があるかと思うんですが、別にサボるわけじゃないんで堂々といきましょう。

浮いた時間で、より成果に直結するタスクや業務に時間を割り当てるのです。

同じ時間かかるならば成果が上がるものに時間を割り振るのは「正」です。

特に会社員仕事ならば尚のこと。

成果を出すための取捨選択、優先順位付けなだけです。

むしろ成果出にくいものを見直さず残しておく方が本来罪悪感を持つべき所業!!

 

というわけで、序盤は下記のような流れになります。

  1. やらないと詰む業務だけに集中
  2. やった方がいいレベルの業務は捨てる
  3. 成果寄与度が高いものにより多くの時間を割く

これを繰り返してPDCAぶん回していくと、同じ時間でめきめき成果上がるようになるから楽しくなってくるよ!

成果寄与コスパの良いタスクへの嗅覚センスを磨いていこう!!

何のためにタスク管理を導入したのか

途中で忘れがちになるんですけどね、何のためにタスク管理を導入したのかから考えねばならんのだ。

 

残業をしないためにタスク管理を導入したならば、「残業をしない」のがゴールであり、「タスク管理」はただの手段にすぎない。

体力がなくて体を楽にするためにタスク管理を導入したならば、自分が楽に過ごせる体力HPを正確に見極めて先に「これ以上はしない」ラインを作っておかねばならない。

成果を最大限に上げるためにタスク管理を導入したならば、限られた時間をいかに効率よく成果直結するものに割り振るかが重要であり、時間でカバーはすぐに限界がくる。

 

自分が何を一番大事にしたいか深く向き合って、「一番さえ叶えば他はいらない」と腹をくくることが肝だと私は思っています。

 

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