復職後にマネージャー昇格を目指すと決めるに至った経緯

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育休期間も残すところあと半月。

子供の保育園入園も決まり、私も4月中には復職をします。

今回は、自分自身の今後のキャリアについて。

復職後は、マネージャー昇格を目指して頑張ることにしました。

全力疾走で”責任ある立場”から逃げてきたので、目指すにいたった理由も含めて書いてみようと思います。

キャリア上の弱み

私のキャリア上の弱みはマネジメント経験がないことでして、それについては自覚があります。

私もキャリアコンサルティングを受けますが、信頼する方々に指摘を受けたキャリア上の弱点、全員口を揃えて「マネジメント経験」だったもんな。

ですよね、そうですよね、仰る通りです…としか言えぬ。

人材業界って、正直入れ替わりも多いし、平均年齢も若い。

だから、チームを持ったりマネジメントの経験がある人は割といるんですよ。若くてもね。

業界内での相対比較で考えた時に、もし今、ガチで転職活動するなら、私の同業他社お見送り理由は「マネジメント経験」になる可能性が高い。

あとは受かっても希望給与に全然届かない、だな。

昇格から逃げてきた

だって、マネージャー、めんどくさそうじゃないですか。

というか私が見てきた人たちは実際にめんどくさくて、昇格をしたところでマネジメント業務一本でやれるわけでもないんですよね。

自分の営業数字を維持しながら、教育・ チームの数字責任・経営陣との板挟みなどを業務時間度外視で全てやりきる。

大体みんな顔色が悪い。

そして頑張る同期同年代たちに起こりがちな突発性難聴。

あと時給で考えると、給料が下がる。

 

私は定時で帰りたい。

ぬくぬくとしていたい。

安全圏でのびのびとやっていきたいのである。

 

そんな私にとって、「昇格」はコスパも悪く目指す必要性を感じないものでありました。

というわけで、実際に”犠牲”もある程度分かりながら、私は自分の働きたいようにやってきたのである。

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「残業しない」ことで失う可能性があるもの 定時帰宅する人になってからというもの、正直自分にとっては良いことしかないんですが、それでも失ったものはあるんですよね。 残業を減らしたいと思っても二の足を踏んでしまう要因の一つとして、「残業削減の...

現状維持は、現状を維持するだけでは維持できない

さて、翻っての昇格を目指す宣言。

一番大きいのは、子供が生まれたことでした。

なんつーの? 芽生えたよね。「俺が守らなきゃ」感。(語彙力)

正直、会社員としては「今の状態」が続けば何も不満はなく、むしろ現状を維持できれば最高くらいに思っています。

がしかし、「今の状態」を安定的に維持することこそ、実は難易度が非常に高いことだとも知っているのです。

「今の状態」とは具体的には給料であり、休日日数であり、働き方であり、福利厚生であり、仕事の自由度であり、裁量であり、商材であり、会社の看板であり、成果に対する見返りであり、取引先であり、同僚である。

あーこれ、転職したいとか異動したいとか社内でわがまま通したいとか、キャリア上や配偶者に何かあった時とか、「今の会社の今の部署で今の仕事」じゃなくなった途端に、割とあっさり破綻するぞと気づいてしまいました。

なぜなら、今、一般的にだいぶ恵まれた環境にいるから。

で、それを享受できているのは、私の「市場価値」や「実力」よりも、謙遜とかではなく、「その時にその会社にいた」というタイミングのほうが大きく影響しているから。

今同じ待遇条件で転職できるところ、ほぼ確実にないんだよねぇ。

わい、キャリアコンサルタントだし元転職エージェントだし、そうである事実を知ってるんだ…(遠い目)。

で、それができない客観的な理由と明確なキャリア上の弱点を分かっていながら放置するのは、命綱つけずに高所を歩くようなものなのだ。

そんなの怖くてできるか。

誰がこの子を守るっていうの!!!??(くわっっ)

家族が基盤である

立場を作ることは、自分を守ることにも繋がる。

会社組織で働く上の事実として知っていても、立場を作るために行動することができなかった。

振り返ると、自分のためだけに、そこまで頑張れなかったんだなぁと思う。

想定される”めんどくささ”を、受け止められなかったんだね、とも。

自分の欲求や充足のために頑張るのは、そこそこ満足度の高い状態にあると、途中で燃料切れをしてしまうものなんですね。

頑張る理由は、必要ですよ。

やるべき事の根っこを、今の幸せや生活を恒常的に守りたい、というものに置くと、静かだけれども、驚くほど安定したモチベーションがみなぎるのです。

弊社、ある程度偉くなったり自由に異動したいなら英語必須なので、この辺のモチベーションのありかを確認できたのも、年明けから勉強を続けられている理由の一つかなと思います。

昇格を目指す中できっと訪れるであろう「めんどくさい」あれこれは、越える価値のあるものであり、その先でないと私が必要としているものは手に入らないことが分かってしまったのである。

まあ正直、この市況感なり状況になると、大量採用いけいけどんどん期に売上数字でタコ殴りしてマネージャー昇格しといた方が良かったのな、とふと思ってしまうんですが、喉元過ぎたから思えるだけなんだよな。

当時は昇格を求めていなかったし、今だからマネジメント経験を”獲りに行ける”んだと思います。

自分自身の「マネージャー像」を作る

私が「マネージャー」と言ったときに想起する、具体的なあの人たち。

私はあの人たちになれないから、マネージャーにはなれないし、なりたくもない。…とまで、思っていました。

けれど、私は誰かにもなれないし、”あの人たち”も、私にはなれないんですよね。

今マネージャーとして働いている人たちのやり方を全部踏襲しなきゃいけないわけではないし、別に自分なりのマネージャー像を掲げて邁進していくのは、何ら悪いことじゃないのです。

ないはずなのです。

けれども、なんやかんやと、いやいやいやと目を背けていたのです。

  • 自分の安全を作り、メンバーにも安全を提供できる環境
  • 業務時間中は仕事に全力投球し、業務時間外は家族や自分を大事にできる環境

自分のために。ひいては回り回ってそういう働き方をしたい人のために。

そんなチーム環境をマネージャーとして作りたいのです。

定時で帰りたいし、残業したくないし、でも待遇は落としたくないし、安全な場所でのびのびと働きたいんです!!!!!(ブレない)

まあ、仕方ない。「ぬくぬく」は、この際だから犠牲にしようじゃないか。

これを実現するには、誰かにお願いして御膳立てしてもらうより、自分が昇格をしてチームを持ってその範囲で裁量を持ち好きにできる部分を増やしたほうが確実である、ということも腹落ちしました。

何かが欲しければ、相応に、得るための努力はせねばなるまい。

普通のことだけど。

”昇格しやすい時期”に機会を見送り、定時帰宅を貫徹したことを、後悔は全くしていない。

とはいえ、盛大に「課題」を未来にぶん投げた自覚もあるので、正面から向き合っていきますよ~!

マネージャーを目指す、を伝える

というわけで、ですね。

復職までに残る次のドキドキ☆イベントは、直属上司との面談ですね。

ちゃんと宣言とアッピールをせねばなるまいて。

とても苦手であるがしかし、そんなことをボヤくような段階はとうに越えた私なのである!ふははは!!

気合はあっても、子供の体調やら何やらで休むことは現実としてあるので、冷静にその辺も考慮した期間である。

必要なことを粛々と、胸の奥に静かな炎を抱きつつ、復職までのカウントダウンを息子とべたべたして過ごそうと思います!

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