転職エージェントを離れてみて分かった、転職エージェントの真価

前回、「求人を紹介しないキャリア相談」サービスが増えてきたことと、それにまつわる自分の考えなどを述べました。

元転職エージェントが「求人紹介をしないキャリア相談」でやりたかったこと

いちキャリアコンサルタントとしては嬉しい流れである一方で、新卒で転職エージェントとして働いていた立場からすると、「求人紹介をしない」ことを印籠のように掲げているなと違和感を覚えることがあるんですよ。

  • 求人を紹介しないから、あなたの立場に寄り添えますよ。
  • 求人を紹介しないから、第三者として意見をできるんですよ。
  • 求人を紹介しないから、安心ですよ。

少し言葉を荒らすと、転職エージェントをdisることで、有料キャリア相談サービスを持ち上げるロジックは飽きたっつーか芸がないっつーか食傷気味なんだよねえ。

実際に「有料のキャリア相談(もちろん求人紹介はしない・できない)」をする中で、転職エージェントだったらここまでのことができるのにな、と感じることも度々あるため、今回は「離れたからこそ分かる、転職エージェントの価値」について書いてみます。 “転職エージェントを離れてみて分かった、転職エージェントの真価” の続きを読む

転職エージェントが書く「推薦状」って何?

地球儀

「推薦状」をご存知ですか?

転職エージェントが応募時に添える「推薦状」。

エージェント経由で活動したことあるなら、みんな知ってるよね!

と思い込んでいたんですが、対面キャリア相談を通して、転職エージェントを使っていたとしても過半数が存在自体を知らない、そして推薦状の内容を見てもいないことに最近気づかされました。

もし今現在、転職エージェント経由で応募しているなら、「私の推薦状見せてください。」と言ってみたほうがいいよ。

「推薦状」とは何か?

「推薦状」とは、転職エージェントを経由して選考企業に応募する際に提出されるものです。

内容としては、下記項目あたりを押さえていることが大半です。

  1. 候補者の経歴概要
  2. 面談所感を元にしたお人柄、志向性
  3. 候補者の転職理由
  4. 希望年収/最低希望年収

「だから、弊社(エージェント)から御社(応募企業)に推薦します」

と添える紹介状みたいなものなんですね。

転職エージェントの「推薦状」の役割について

この推薦状、ただの送り状みたいなもんだろうと侮ることなかれ。

「これだけで受かる」ことは中々ないけれど、

「これだけで落ちる」ことは普通にある。

どんなに経歴が良くても、転職理由に「もっと楽な環境で働きたいから」なんて書かれた日には詰みます。そんな極端なポカをやらかすエージェントはないと思いますが。

使い方一つで、

「推薦状の内容を起点に応募企業へ猛プッシュ」もできますし、

「キャリア上の懸念点事前に潰しておく」布石として利用することもできれば、

「面接で聞かれたい部分に誘導する」自己PRの刷り込みや社風マッチの印象付けにも活用できる優れものなのです。

アドバイザーの腕が垣間見えるものの一つとして、私はかなり重要視しております。

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