転職エージェントからの否定で自信を失くしたあなたへ。

転職

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キャリアの自信を無くさせる面談はいかがなものか

キャリア相談を受ける中で気になったんだけど、転職エージェントの功罪の一つとして、

「キャリアの否定や危機感を煽ることから入り、相談者の自信喪失やキャリア迷子を生み出すこと」が挙げられるな、と…。

構造がひとつ明らかになった気がしたので述べるな。

転職エージェントに否定された経験を持つ人が多い

自己PRの悩みをもらうことが多いんだけど、

だいたい「書けることがない」と言われるのですね。

で、まあ自己PRを職務経歴書に書くことなんて日常でそうそうないし、

考え方とコツを掴めば結構いけるぜ! マニュアルとして使ってくれや☆

という思いを込めて完全にノウハウとして書いたのな。中の人の思考回路と手法。

「仕事上の強みが分からないときは、他人の仕事内容を聞いてみよう」

 

でもなんか違和感があったわけですよ。

こういうことかなー。これでいいのかなー。

これはこれでそうなんだけど、それだけじゃないような気がするなー。と。

 

で、各人の共通項を洗い出して気づいたのである。

だいたいみなさん、エージェントにキャリアの否定を受けた経験を持っている。。。

それは「成果」に結びつくのだろうか

「年齢が」

「雇用形態が」

「経験年数が」

なんてことを「転職」を扱ってる担当に言われたらさ、まあそりゃ、自信なくすじゃないか。

真面目で他者の話を聞く人なら尚更。真剣だからこそ受け止め方重くもなるし。

 

いや事実ではありますよ。関係ないと嘘はつけぬ。

一般的に年齢によって選択肢が狭まったり、足切りあったり、転職そのものが難しくなったり、します。

非正規雇用から正規雇用に移る時の転職活動の大変さは筆舌に尽くしがたいです。あれはまじつらい。

経験年数だったり経験の深度だったりが希望に全く追いついておらず「募集要件を見てくれ、それは厳しい」と自覚してもらわないといけないこと、ある。超言いにくいけど。

 

でもねー。

「だから、どうしていくか」がキャリア戦略じゃないですか。

そこがプロの腕の見せどころじゃないですか。

自信を潰して、目線を下げさせて、「受かるところを受ける」のは違うじゃないですか。

適切な戦略を組んで、本人が許容できる時間と努力リソースをぶっこんで、見せ方のテクニックで補強すれば、勝ち得たものがあったかもしれないじゃないですか。

というか工数かかる悪手だと思うの

入社しないと成果にならないのは、私個人としては良い評価体制だと思っていて、ここは実は賛成派なんですが。

とはいえ、「自信喪失させ危機感を煽ることで、受かりそうなところを受けさせる」のは売り上げ戦略としても悪手だと思うんですよね。

 

まず、本人が動かんぞ。。。

転職活動ってなかなか体力気力を奪われるから、ネガティブモードに入ると動かなくなるし、だいたい担当の仲も険悪になるし、別の担当やエージェントに目を向けられて、結果自分のところから決まらないじゃないですか。潰してどうする!

 

自己PRしきれず面接打率落ちるぞ。。。

面接の成功歩留まりも落ちると思うんだよね。なぜってキャリア面で自信削っているから。

「…でも○○(年齢/キャリア/雇用形態)だし」と思い始めたら、ロジカルに筋道立てて「己を!売り込む!!」なんて、ただでさえハードルあるのによけい高いハードルとしてそびえ立ってしまうじゃないですか。自己PR内容を拾うのも苦労するし。

「○○(年齢/キャリア/雇用形態)だけど、こんな良いところも実は持ってますよね。面接でアピールしましょう」って、DVの彼氏じゃないんだから。素直に受け取れんわ。

 

最後の最後で絶対悩むぞ。。。

よしんば超素直で言った通りの方向に誘導できたとしても、工数かけた最後の最後でひっくり返る可能性が高くなるんだよね。

本当にこれで良かったんだっけ、もっと違うところがあるんじゃないか、別の経路から応募してみたら進んだ、最初から転職活動やり直してみます宣言、内定もらったけどやっぱり断ります!!などなど。

 

入社してくれないと売り上げにならんからさ。

「内定後に断られた上に自分のところには2度と戻ってこない」というのが、「一番工数をかけたタダ働き」なわけでな。

売り上げにがめつくなるならばこそ、効率最低な悪手だろ…、と聞いて呆れてしまうわけでした。

「呪い」を受け取りすぎず、「じゃあどうするか」を考えてこう

初めての転職活動で最初に登録したエージェントで、上記のような扱いを受けたとしたら、なんかもう、代わりにごめんな?

なかには客観的な事実もあるから、根拠としての事例を聞くとともに(内定事例や、裏条件としての募集年齢とか)、他の人の意見とも突き合わせしてみてくれ。相見積もりみたいなもんや。

 

事実だけを「情報」として受け取って、

その難易度を踏まえた上で、

「じゃあ、どうしようか」と考えてほしいのである。

 

場合によっては今の会社でもう1〜2年経験したほうがいいかもだし。

ホップステップジャンプで間に1社挟んで本命に挑戦するのが近道かもだし。

ある程度数をこなす覚悟が必要かもしれないし。

外野の意見は気にせず、伝え方と受ける企業ひとつでさくっと良きご縁ができることも多い。

 

まとめ:やっぱり読んで

以上、「何を自己PRしていいか分からない」と相談があった人の、今までの転職活動遍歴を聞いた際に出てきた転職エージェントとのやりとり傾向でした。

くおーーーー。そしてだいたい十分にアピール事項あるんだよな。

過去の担当エージェント、下手か!! 抽出と加工がへたっぴか!!!!

うん。やっぱりこれ読んでくれ。

仕事上の強みが分からないときは、他人の仕事内容を聞いてみよう

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