「キャリアコンサルティング」を提供したいなら、自分も受けてみるのが最初の一歩

キャリア支援者向け

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キャリコンとして仕事をするためにすぐ出来ること

キャリアコンサルタント資格を取得して仕事をしたいなら、オススメする「すぐ出来る行動」は二つです。

  1. 情報発信をすること
  2. キャリアコンサルティングを受けること

情報発信については以前から書いているので、今回は②について述べようかと。

キャリアコンサルタントの話というより、「営業」の基礎基本の話になりそうだが。

 

思いの外、キャリアコンサルティングを受けたことある人は少ないようですね。

なにせ、JCDAが「CDAは定期的にキャリアカウンセリングを受けよう」という趣旨の委員会発足してるくらいなので。

一般的に有料で受けたことがある人が少ないのは十分に理解しているんだけど、資格取得したり目指したりしてる人が一度も受けていないのは勿体なさすぎる。

それで稼げないとか仕事がないとか言っちゃダメよ。

超絶ブーメランで自分に返ってくる発言やで!

営業基礎としての「商材理解」

もうこれに尽きるんですけどね。

キャリアコンサルタントで稼ぎたいとか仕事したいのであれば、自分がキャリアコンサルタントを受けるのは初めの一歩です。

これは何を提供するにも共通する「営業」の基礎のお話なんですが、実際に営業を開始する前に、自分が売る商材(モノでもサービスでも)の特徴や良さや市場や競合他社を学ばないと戦えないです。

 

というか、商材を知らずに営業するって、ばちくそ難易度が高いんですよ…。

普通の人にとって、良いと思えていない商材を売る行為は壮絶にストレス高い上に、まーーあ売れないです。

だから、通常は営業の初期研修で商材理解や競合他社の基本情報くらいは頭に入れさせられるわけですね。

 

この「売るもの」が「キャリアコンサルティング」になったところで一緒です。

商材理解せずには売れません。

だから、自分が提供するものについて、学ぶんです。

良いものを良いと言えるように、何がどう良いのか整理し言語化するんです。

その上で、自分が提供するものの付加価値を高める努力をするんです。

深く理解するために顧客の立場を経験する

自分が良いと思って提供するはずの物・サービスを、自分自身は購入したことがない・使ったことがないというのは大きな矛盾ですよね。

完全BtoBの商材でもない限り、大抵のものは自分で購入して試すことが出来ます。

特に個人向けにキャリアコンサルティングを提供したいのであれば、市場調査も兼ねて顧客の立場を経験してみましょう。

「自分」という格好の「個人顧客」を材料にして、提供予定の「サービス」を一段深く理解するのです。

  • どこで目当てのサービスや物を探す?
  • どんな検索キーワードを打ち込んだ?
  • 一覧の並びで、そのページを見た理由は?
  • 自分の視線はどの順番で動いて何をチェックした?
  • 購入を辞めた理由は何?
  • どのページで離脱した?
  • 購入を決める時どんな感情が浮かんだ?
  • 購入金額は何を基準にした?
  • ストレスを感じた部分は?
  • 終わった後の感想は?
  • リピートしたい? したくない? それはなぜ??

全て貴重な生データです。収集しましょう。

もし個人としてやるならば、最初は効率とかマーケット規模とか他人の成功事例とか、そんな頭良さそうなスマートな動きは一旦諦めましょう。

個人業務が入れる隙間なんて全体市場関係なくうようよある(その点が個人業務の強みでもある)からそこに時間を使うのは無駄だし、大抵言い訳として消費されます。

 

集中すべきは一点だけです。

「あなた自身」にサービスを受けてもらうには、どうしたらいいか?

この問いに応える行動を積み重ねた先に、「キャリコン」として得たい仕事があるはずですよ。

 

これでも割とね、泥臭くやってるんですよ。うふふ。

ちなみに「情報発信」についてはこちらの記事を。

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