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合格祝いの席での共通した悩み
先日、養成講座の皆んなとキャリアコンサルタント試験合格祝いをしてきました。
大人になってからの勉強ってこういう繋がりもできて良いものだな。
養成講座のみんなとキャリコン合格祝いをするためお店に向かっているんだけど、三連休の幕開けとしてとても良い滑り出しである。
週1で会ってた人達と講座終わってから中々会えてなかったから、とても楽しみにしてたのだー!!— みゆきち@元転職エージェントのキャリコン (@miyukichi314) September 13, 2019
その場で出た合格組の共通した悩みとして、「キャリアコンサルタント資格をどう活かせばいいか分からない」というのがありました。
養成講座の出身者は職業も様々なので、会社補助が出るくらいど真ん中な仕事をしている人もいれば、人事系でのキャリア構築をしていきたいから取得した人、全く関係なく自分の関心で目指した人もいれば、社労士など近接資格の仕事を軸に幅を広げるために取ってる人もいます。
今回集まったメンバーは会社員+資格取得だったんですが、さて具体的にどう活かしたものかというのが共通の悩みでした。
名称独占資格ということ
やはりこの「名称独占資格」なのがややこしいんだよね。
「業務独占資格」ならば、資格取得をしないと出来ない仕事になるので、資格取得の意味が分かりやすいんですよ。
「設置義務資格」も、資格保持者がいることに意味がある資格なので、分かりやすく資格取得で仕事を見つけやすい。
しかし「名称」だからねえ。
「キャリアコンサルタント」と名乗れる資格を持てるのであって、資格持ってないと出来ないことでもないし(派遣のコーディネーターや、人材会社のキャリアアドバイザーなど)、資格取得前後で何が出来るようになったの?と問われると弱いのは事実かと。
縛られない分、様々な組み合わせと発展性があって、個人的には好きなんだけども。
本業との兼ね合い
そして次に躓くのが、会社員として本業との兼ね合い。
「個人としての仕事」に繋げようとしても、副業収入発生しちゃうと面倒臭い会社がまだ多いからなあ。
いざ資格を活かして仕事をするぞー! というのも会社員としてはハードル高いものなのだ。
でも副業って金銭収入の話だけなんで、ボランティアでの活動なら何も問題ないのよね。
目の前の数千円数万円のリスク気にして動かないよりは、ボラアンティアで幅広く活動してみるのも良いと思うし、参加者の頭割りで利益出ないようにしてイベント開催とかもありだと思うのよね。
抜け道としては物払いもありかと。米1kgとか。(適当)
むかーし勤務先と本名を2chに晒されても日常生活に微塵も影響がなかったことを経験している(強い)身としては、本名+顔出しor会社名出しをしなければ、そうそうネット上で個人特定されることはないぞ、と。
本名出さずに、かつ自分から会社に報告したわけでもないのに会社バレしたときは、相当に個人事業の活動影響が大きくなっている証拠なので、個人事業にウェイト置いても良い頃合いなのでは?と感じたりする。
会社バレの不安って、基本的にポジティブすぎる心配なんだよねえ。
なぜキャリアコンサルタント資格を取得したのか
受けてみて分かったんですけど、結構パワーと時間と費用がかかる国家資格なんですよ。
実務経験がない場合、「キャリアコンサルタント養成講座」という週一で丸一日約8時間拘束される講義を4ヶ月近く通わんといかんし、修了するにもテストがあるし、養成講座の受講って30万くらいかかるし。
実務経験があったしても、現場の実務経験とは違うロジック・観点での試験内容だし、学問的な理論は実務じゃ触れないから、試験合格を考えると受験要件を満たしてても養成講座に通った方が合格率は上がるはずなんだよね。
受験費用もたっかいしなああああ。
資格登録まで含めるとざっくり40万くらいかかるんじゃないかこれ。
というわけで、結構パワーと時間と費用がかかる国家資格なわけだ。
「コスパ悪いwwww」
の一言で、興味は持ったけど受験しない層も多くいるわけですよ。
そんな中でも、高いなあ、時間かかるなあ、名称独占なのかあ、と調べた上で、取得を目指して実際に合格したわけじゃないですか。
背景は様々だろうけれど、共通して、ある程度の強い気持ちがないとキャリコンの資格取得は出来ない判断だと思うのです。
提案:発信をしてみるといいのではないか
そんな「困難」を抱えるキャリアコンサルタント資格だからこそ、取得したあなたには「発信」をしてみた方がいいんじゃないかと提案したいの。
何かしらの気持ちがないと、あの金額・かかる時間・かかる労力は越えられないって。
分かりやすい業務独占資格でもないしさ、正直コスパは良くない資格をあえて取得してるわけでさ、なのに取得判断に至ったあなたは面白い人だと私は思うのよ。
お祝いをした合格組メンバーは少人数でしたが、それぞれの背景も得意分野も全然違うわけですよ。
ある方は人材業界の中でも「派遣分野」に特化して10年働いていらっしゃる快活なアラサーだし、
またある方は3人のお子さんを育てながら一部上場企業の総合職で長年お勤めの落ち着きとパワーを兼ね備えたアラフォーだし、
未経験で人材業界に飛び込んで2年が経過する20代第二新卒もいるわけで。
よりどりみどりー!!!
キャリアの悩み千差万別だし、コンサルティングにおける相性の組み合わせも考えるとより細分化される。
そして今のこの時代じゃない?
一本道のキャリアが正解でもないし、業績の良い大企業にいたってリストラ対象になることもあるし、寿命は伸びてるのに年金は期待できないから「働く」こととは長く付き合ってくわけじゃん?
あなたの観点や経験を求めて相談したい人って、いると思うんだよね。
だから「発信」してみるといいよ〜。
なんでキャリアコンサルタント資格取ろうと思ったのかとか。
仕事やキャリアや人生観で考えてることとか。
最近身の回りで起きたこととか。
「キャリア」って仕事のことだけじゃないからさ、別に日常的に考えてることとか、発信しやすいことからでいいんじゃないかな。
ブログとツイッターを始めて約一年、ちょっと記事がバズって色んな反響もあったので、より強く思うのでした。まる。
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