今一度、「仕事の付加価値」を考えねばならない

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大幅な自動化が可能になって思うこと

Amazon Transcribeにて自動文字起こしの一連の流れを体感しましたが、「仕事」という観点で思うことが多いのも、また一つの側面ですよね。

【AWS初心者】Amazon Transcribe で日本語文字起こしをした感想:60分音声が150円・20分で完成する衝撃

端的に言うと、「仕事の付加価値」について徹底的に考えねばならない。

前回の記事はあえてライトに使い方に絞って書きましたが、キャリアコンサルタントとしても、一個人としても、便利すぎる最新ツールを使って感じたことを残しておきます。

AIによって仕事が無くなる

という文言はよく見かけますが、これほど実感した瞬間もなかった。

少なくとも私はもう、ゼロイチの文字起こしを人力に発注することは二度とない。

もし時短のためにケバ取りや要約や文章修正を依頼する必要があったとしても、最低でも、自分より文章力と編集力が高く細かな表現要望に対応できる人じゃないと発注する意味を見出せないよ。

 

ちなみに、クラウドワークスシュフティでの文字起こし単価を見たことありますか?

最低時給の確保を!と言っていたら、一生仕事取れない単価ですよ。

そのとんでもない格安単価については是非ご自分の目で調べてみてほしい。

 

今ですら最低時給を大幅に割って仕事を請ける人たちがいる分野において、かたや20分納品で150円なわけですよ。

この事実がどんな意味を持つか、少なくとも「仕事」「キャリア」を扱う領域にいる者として、向き合わねばならぬ。

恐ろしいことやでほんと。

生産性が上がり、付加価値を生む時間が増える

印象的だったのが、本/ウェブ媒体のディレクターであるしまさんからのコメント。

いわゆる、「音を聞いて文字に起こすだけ」のテープ起こし/文字起こしではなく、「媒体や取材物を編集・構成するため」のテープ起こしの話。

前者が格安単価で流通している未経験者大歓迎のゼロイチ文字起こし「作業」で、後者が大きな付加価値を生む「プロの仕事」になる。

腱鞘炎になってしまうくらい、業界内では作業に時間もコストも投下されているらしいので、Amazon Transcribeのような自動化作業が一般的になるほど、「作業」ではなく「付加価値を生む仕事」の方に時間を使えるようになる。

「仕事」として本来あるべき理想の姿だと思うんですよ。

そうなってくると、「テープ起こし/文字起こし」というのは、もはや在宅ワークの中で大人気な未経験大歓迎の格安単価仕事ではなく、高い編集構成力を持つ一部の専門職しかできない高度な技術になっていくんだろうな。

誰でも出来た簡単な”作業”は淘汰され、”付加価値”を発揮しないと生き残れない

私は根が怠惰なので、あえて人間がやる必要のない面倒な作業が自動化されていく文明発達は両手上げて大賛成の立場なんですが、まあ、リアルに明日は我が身ですよね。

誰にでも挑戦できたはずの仕事は消えるか引くほど安い単価になるかで、機械に取って替り、全体の生産性が大幅に向上し、”私に出来た”仕事は、より”出来る人”のものとなり自分の手から失われていく。

 

我々はより厳しく仕事における付加価値を求められるのである。

 

私は、あなたに、何を提供できているのかな。

それはあなたに、何かしらの価値をもたらせているかな。

提供できていたとして、その付加価値の本質は何で、継続性と再現性をどう担保していくべきなのかな。

 

本当に、自分事として真摯に向き合わねばならぬ。

誰かに発注していた仕事を発注しないと決めた時、別のどこかでそれは自分にも起こっているだろうなと想像せざるを得ないのだ。

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投稿者プロフィール

みゆきち
みゆきち
妊娠7ヶ月目プレママ|元大手転職エージェント→現HR業界営業の人|第12回キャリアコンサルタント合格|転職・キャリア情報を発信しつつ、ココナラでキャリア相談受付中|リアルに根ざしたキャリコンになるぜ|キャリア相談はこちら→http://bit.ly/2zoFBwR その他お問い合わせはこちら→miyukichi314.mail@gmail.com