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2022年のお仕事振り返り、後編の下半期版です。
前編の上半期はこちらをご覧ください。
7月:PIPに入り、後輩に昇格を抜かれる
育てた異動者の後輩(等級は同じ)が最速昇格しました。
喜ばしいことなんだけどさ、、ほら人間そこまで出来てないからさ、、、ね???(あえて言葉にはしまい)
これがワーママ界でよく聞く、「後輩に昇格抜かされるアレか!」とある種の感動を覚えるなど。
一方で、ついぞ年間での目標未達回数にリーチがかかった私は、外資企業でいう「PIP」に入りました。
PIPとは「Performance Improvement Plan」の略でして、日本語にすると「業績改善プログラム」であります。
わかりやすく言えば、「君の業績マジでやばいから上司も人事部も総出でフォローアップしますね、それでもダメなら察してください」という恐ろしいやつです。
状況的に一番しんどい当時、合言葉は『キャリアコンサルタントとして深みが出るわあ〜〜!』でした。
キャリアの大変なことは、ネタになる”美味しい”ことなのだよ!!
この時ほどキャリアコンサルタントで良かったと思ったことなかったかも。
8月:ホームラン1本目、成果は時間差を経てやってくる
3月の足掻きが4月に裏目に出て、8月にしてようやく芽吹きました。
とても良い出来事な一方、成果は別に努力と気持ちに比例するわけじゃないのも実感し、何だかなあと喜びきれません。
良い成果も、時の運ってあるよね。別に私が動いたことが全てじゃないしな。と、そんな気持ち。
会社評価と自分のプロセス評価は分けるべき、と上半期3月で書きましたが、この時は逆のことが起きたわけです。
外部評価は良いけど、自分では今頑張ってないのを知ってるから、自己一致しない。
淡々とやるべきことはやっていたけど、1〜3月程どころか気力やモチベは引き続き超低空飛行だったので、時の運に感じてしまうんですよね。
しかし8月末頃には良い成果も受け入れられるようになりました。
「成果が出るまでは時間差がある」と、当然の気づきを得たのです。
あの燃え尽きるほどクソ頑張った半年前があるから、今ここに至るわけなんですよね。
仕事によって「芽吹く」までの期間は長短あれど、平均期間を把握して、その時間も折り込んで適切な目標設定して穏やかな気持ちで働きたいわーと悟った次第です。
9月:PIP卒業
ホームランもあり、かなり余裕を持ってPIPを卒業できました。
業績改善プログラム、誰にも良いことがないをよくよく理解しました。
仕方ない上にサポート受けてるので何も言える立場に無いんですが、そりゃマイクロマネジメントにならざるを得ないのでストレスが大きかった。
上司も基本的に放任型だからこそ、やりたくないタイプのマネジメントスタイルをせざるを得なくてお互いつらみでした。申し訳ねえ。
私もほっとしたけど、人事部もめちゃくちゃホッとしてたの伝わりました。
ほんと、もう二度とやりたくねえ。
やはり「キャリコンとしての深み」が一番得られたものな気がします。
10月:MVP候補選出と仕事コンプレックスの一部解消
まあ、”選出”と描いてるあたり、受賞は逃したんですけどね。
だいぶやばいところから、部署ぶっちぎり1位の業績で終了した四半期のため選出されました。
実は復帰後のこの1年間を除いて、業績低迷が続いたこと無かったんですよ。
我ながら目標+ちょいくらいを安定的に達成するので良い人材だと思っていたのですが、これがまた”目立たない”んですよね。
大きく外さない代わりに、大きな花火をあげることないのも微妙なコンプレックスだったので、ひとつ昇華させられたのは良かったです。
副業周りで出会った人には、「目標や数字に対して頑張れるのがすごい」と言ってもらえるのですが、やはり業績第一・数字評価な環境の影響はありますよね。
かような環境はともすると、数字が人格の思考に陥りやすいので、良い部分のエッセンスだけ取り入れたいな〜。
外部評価と自己評価の切り分けは、書初めして貼り出しておきたいくらいよ。
11月:ホームラン2本目と、プライベートの充実
というわけで、6月”懲りずに挙手した別の足掻き”も芽吹きました。
仲の良いキャリアコンサルタント数名に相談したくらい、胃を痛めながら対応した案件だったんですよ!
喜びよりも肩の荷が下りた感じ。「あんだけ色々あったんだから芽吹いてくれないと困るんですが!?」の怒りと呆れも多少含まれておった。
感情の起伏が仕事面でも戻ってきたので、だいぶプライベート副業でのリハビリが効いている感じありました。
9〜11月は会いたい人に会って、美味しいもの食べてたくさん話して、朝キャリ8でもゲスト講師デビューの支援をできて、とメンタル面での充実が素晴らしかった。
仕事が微妙でも人生全体で見るとべらぼうに充実してる。
でも”仕事”が微妙だと何か欠けた気持ちになってしまう。
そんなに仕事への思いが強かったっけ? いやまあ、そんな気持ちになるならそうなんだろうなー。でもハードワークしたいわけじゃないしなあ〜〜。と、ぐるぐるしました。
12月:コロナ疾患とほんの少し湧いてきた”やる気”
2年間うまいことかわしてきたコロナ、とうとう陽性に。
業績は心配ない水準だったので良かったのですが、営業日数でみると12月は稼働が半分ほどな気がするぞ。
久しぶりの長期自宅保育でしたが、改めて「幼児いると仕事にならん」を再確認しました。保育園は神。
待機期間も明けて、年内営業日も残すところあと1週間。そんな日に、急に、心の奥底に見つけたのです。
やる気! 久しぶりじゃないか!!! いつぶりだい? もう8ヶ月は顔を合わせていなかったよ、どうしたんだい急に!!!
感動の再会です。
ようやく「調子がいい時の自分」を思い出すことができました。
業績ではなく、精神的に好調で、行動に移せている時の調子が良い自分はこれか、と。
改善案が浮かんだり、忌憚なく意見できたり、誰も拾わないボールさくさく拾って片付けたり、スピード重視で進めたり。
それにしても年間で見たら3ヶ月/9ヶ月というやる気配分は極端だし落ち込み期間長くてしんどかったので、来年は「限りあるやる気」と認識して使いすぎ注意でいきたいと思います。
キャリアコンサルタントとして深みが出た1年でした
これに尽きる。ネタが増えまくりました。
キャリア上で辛いことがあっても、これも糧だわと思えるのは本当に支えだった。
一通り書いてみると、本当は書きたいことが山のようにある1年だったのよね。
だいぶ端折ってるので本人以外はなんのこっちゃ、な内容も多いでしょうが、深く考え込んだことについては折りを見てブログにしたためたいです!
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