年明け〜年度末は転職のチャンス。年末年始は情報収集をしながら過ごすのが吉。

スケジュールの写真 転職

広告

こんにちは、みゆきちです。

もういくつ寝るとお正月ですね。クリスマスも終わったもんね。

仕事に疲れて常に薄ぼんやりと転職を考えながらも仕事納めまでのカウントダウンを指折り数えて休みを待ちわびるそこのあなた!

そう!今日はそんなあなたに送る記事です。

クリスマスも終わったし仕事納めまであとちょっとだし、今年は4日を有給にして長めに休んじゃうぞ☆

などと浮かれておるんじゃないかね。どうなのかね。(目をじっとみながら)

※商戦で臨戦態勢の小売サービス業各位には頭が下がりますのでここでは触れずにおきます。

転職を少しでも意識しているならば、

年末年始は「情報収集」と「考えを整理する」ために時間を使うと良いですよ。

というのが本日のご提案。

転職エージェントや人材業界でお勤めの「中の人」は、

年明け〜年度末は繁忙期でだいたい残業時間が1.5倍になるからね。(当社比)

それだけ転職チャンスも多い時期なのだ。

長文だけどついてきてね!

年明けは1年でも「転職しやすい時期」!

年明け〜年度末って1年でも一番転職しやすい時期なんですね。
いくつか大きな要因もあるので、まずは年間動向から解説しましょう。

年間での傾向

1年での求人件数傾向をまとめるとこんな感じ。
ざっくり多さ順に4つに分けられます。

①年度明けの入社(4/1〜)
②下半期の入社(10/1〜)
③夏・冬の賞与後(7月〜8月/11月〜12月)
④その他期間

逆に、4月・5月は「人材業界の閑散期」とも言われており、案件数が少ないです。 転職してくる新人さん、学生からの新卒さん含めて入社する人が多いタイミングなので ここで新しい募集はなかなか生まれません。この時期はだいぶ案件自体が少なくなりますね。

市場的な理由

・中途採用の社員募集求人が増える
年度明けの4月入社を見越した企業側の採用活動が開始されます。
退職交渉に約1ヶ月。
転職先への応募〜面接に約1〜2ヶ月。
引き継ぎ期間も余裕持ってとりたいじゃない?
とかやっていると、「約2〜3カ月」が転職活動の一般的な期間になるので、
逆算して、1月から採用活動の情報開示をする企業が多いのです。

・露出も大幅に増え、求人情報が豊富になる
各人材会社とも、1年で一番の「繁忙期」です。
転職サイトに掲載される情報も、エージェントから紹介される案件数もぐっと多くなります。
あぁ、懐かしき9時出社23時退社….。

・複数名募集することが多い
そして増員を理由にした募集が増えるのも、年明け〜年度末の特徴。
なんでもない時期の募集は、突発的な退職者・産休者の「欠員補充」であり、
得てして募集人数も1名(欠員分)になりやすいのです。
が!年度明け入社は計画的な増員採用であることが多いのです。増員のための募集であれば、採用人数が複数名になるためチャンスもそれだけ大きくなります。枠が増えるからね!

ここまでは市場の動きでしたが、転職する側の「やりやすさ」もあります。

・年度の変わり目なので、キリよく退職しやすい
退職する時についてくるのが、仕事の収束と後任の選定と引き継ぎ。
仕事が一巡する年度末。これらが行いやすい、というのも一つの事情に勘案されます。
だいたい大きい人事異動って、4月じゃないですか?
組織体制や異動辞令は年度末に向けて確定されることが多いので、
転職・退職する人の分も含めて社内調整しやすいのがこの時期でもあります。
キリの悪いタイミングだと、それこそ「あなたの代わりが採用できるまで待ってほしい」
止められることも多いのですが、仕事が一巡し、引き継ぎのしやすいこの時期は綺麗に退職できる時期でもあります。

・転職先で”同期”がいるかも
当然ながら転職活動は内定をもらって終わりではありません。
活動も不安かもしれませんが、「次の職場でやっていけるか?」というのもまた現実的な不安ですよね。
4月は転職をする人/受け入れる企業がともに多い時期だからこそ、
同じ時期に入社する「中途入社の同期」がいる確率も高くなります。
新しい環境で共通点を持つ人がいるのは、だいぶ仕事のやりやすさも慣れやすさも変わってきますよ。

・意中の企業が募集するかも
業界・企業によっては、特定の時期の入社しか受け入れてないところもあります。
具体的には、金融系や商社など「堅め」の業界は、年度明けの1回きりか半期末を合わせた2回のところが多いです。
もしかしたら意中のあの企業が募集開始するかもしれないのが、年明けというわけです。

伝わるかしら、このチャンス感の多さ。
そしてあわせて伝えたい、あの繁忙期残業の多さと、売り上げへの組織的なプレッシャー。
人材業界の会社によっては、年間売り上げの半分くらいを4月入社の転職サポートで成立させているところもあるのよ!そのくらい動くのよ!!(伝えたい気持ち)

だからこそ、本気で「転職」を考えるならば、
年末年始にすべきは「情報収拾」と「自分の考えの整理」なのです。
忙しい現代の社会人、まとまった時間を確保して大事なこととがっつり向き合えること、少ないじゃん?

年末年始など長期休暇で行っておいたほうがいいのは、 下記の二つ+余力があればもう一つ。

①求人の情報収集 ②自分の希望・不満の整理 ③履歴書、職務経歴書を書いてみる

①求人の情報収集

転職をなんとなく意識しているなら、ざっくり眺める程度で大丈夫です。
目的は、市場感を大掴みすること。
「へー、こんな求人があるんだ」「お、意外と今の職場は条件がいいのかも…?」「いや、弊社!条件!悪すぎやで!!!!」
こんな感想を好き勝手にぽんぽん出すくらいがちょうど良いです。

・いくつかの求人サイトに登録してみる
たくさんメールは来るけど、市場感を掴みやすいのは大手求人媒体サイト。
就活で使ってたやつね。ナビサイトね。あれ。
職種や業界が決まっているなら、専門特化の求人サイトもいいですが、
あまり決まっていなら、総合型で満遍なく掲載しているところの方が初回登録は無難です。

・自分の希望を盛り盛りにしてサイトで検索してみる
案件の数は多くとも、果たして「理想に叶う」案件はどのくらいあるんだろうか?
条件はなんでもいいので、一度、希望てんこ盛りで検索してみましょう。
「土日祝休み_年収400万円_都内_残業少なめ」「未経験歓迎_事務_正社員_上場企業」などなど。
良いんですいいんです。見るだけみてみましょう。

・自分の会社が中途採用募集をしているか検索してみる:
「**株式会社_採用」で検索すると、今現在ホームページで募集しているものはもちろんですが、
過去に求人サイトに出していたものも検索で引っかかりますので、どんな打ち出し方をしているか見てみましょう。
いわゆる「広告」である求人サイトに過去掲載されていれば、これ以上ない学習ツールになります。
内情を知っているあなただからこそ、「求人サイトの書き方」と「実態」の差を感じるはずです。
はい!この差を念頭に置いて、今後は求人サイトでの募集を見ていきましょう。
キラキラした広告に対する予防接種は以上で完了です!

②自分の希望・不満の整理

実は転職するかどうかの判断って割とシンプルで、
・自分の不満を整理する
・どうなればOKなのか整理する
・OKの状態は現職で叶うのか検討する/叶うとしたらどんな条件が必要か洗い出す
・転職においてどのような求人が世の中にあり、希望を満たすものに就ける確率はどの程度なのか洗い出す
・現職と転職、どちらの方が希望が叶いやすいか検討して決断する
って流れなんですよね。

でも、自分の不満と希望を明確化していないと、転職活動って失敗します。
見てきたんや、、、わし、、、仕事柄だいぶ残念な転職も見てきてしまったんや。。。

仕事やだわー。働きたくないわー。転職したいわー。
と思う時、「具体的には?」を問いかけることで、かなり客観的に見れるようになります。

③履歴書、職務経歴書を書いてみる

余力があれば、手を出して見ましょう。
転職サイトからサンプルをダウンロードして、自分バージョンを少し書いて見るだけでもおすすめ。

書類の作成って、結構時間かかるからね。。。
今年転職する気が全く無くても、働いて1年以上経過するなら、一度書いて見ることをお勧めします。
なぜなら、書いてから気づくことが非常に多いから。

・大してアピールできることないじゃん とか
・実績って何を書けばいいんだろう とか
・自己PRと言われても困る とか
・資格って持ってた方がいいのかな とか
・営業やめて事務もいいなーと思ってたけど、現状業務からの志望動機が浮かばない。。 とかとか。

こんな経験してれば、こんな風に書けるのになー。
と思うことも出てくるはず。

書ける書けないは文章力のテクニックだけじゃありません。
そもそもの事実があるかないか、これが超重要。
素材がなければ文章のプロや添削のプロでも無理やで。

もし「転職は今年じゃないな」と思ったならば、それも朗報。
来年は職務経歴書に書けるようなエピソード、を意識しながら仕事してみましょ。

やるなら年明けすぐの開始を推奨。

年明けからヨーイドン!で採用活動開始します。
年末は転職者の動きも鈍るから(来週から帰省したり、地元の友人と遊んだりするでしょ?)、
募集の準備ができてても、あえて年明けから情報開示する企業も多いのです。
具体的には2019年1月15日(火)から掲載数増えるから(予言)。

年間で見ると選択肢も増える一方でライバルも増えるわけですが、
まあ、そこはあまり気にしなくてもいいと個人的には思っています。
ライバル少ない時期って、もっと求人数も少ないから、結局トントンだと思うんだよね。。。

目標の人数を採用できたら、募集は終了。
後になるほど採用担当の目も肥えてくるし、比較対象が累積で多くなってくるから
若手なら前半戦の方が吉です。
最初は絶対評価で見てくれるけど、中盤以降は「今まで面接した人」との相対評価になってくるからね。
これが後最後の一人なんて枠だったら、ハードルも上がる上がる。

転職する気があるなら、情報収集とエージェントとの面談設定と書類作成の準備。
無くても、こんなところがあるんだー、という感じで見ておくのが吉です。

年明けは転職フェアも多いから、一度、軽い気持ちで出向いて見るのもありですよ!

 

さて、、、気合いを入れすぎたので、明日からはもうちょいゆるい感じで。

長文・転職話は、ブログだとちょっと書きにくい裏話おまけをつけてnoteでも公開してるよ!

noteはこちら!よければ見てみてね〜〜〜。

 

広告

タイトルとURLをコピーしました