広告
語彙力向上と面談応対の質
クライアントの感情に寄り添うことも多いキャリアコンサルタント。
キャリアコンサルティングの場面で、もっと表現力や語彙力を増やしたいと思ったことはありませんか?
キャリアコンサルティングにおいては、相手の感情を言語化したり、まだ具体化しきれていない”もやもや”を明確にしていいくことも必要とされます。
そのため、キャリアコンサルタントが使える「語彙力」によって、面談の応対も大きく変わってきます。
キャリコンって、語彙力が重要なのではないかと感じてきた。
相手の気持ちを言語化するのも重要な役割だと思うので、語彙を増やさないといつまでも「辛いですね」「悲しいですね」て小学生みたいな単語が続いてしまう。— Mako@広島のキャリコン (@Mako_hirocareer) January 15, 2021
クライアントが話す言葉に対して、毎度同じように「それは辛いですね」「それは悲しいですね」とだけ返すのは、確かにどこか幼さが滲み出てしまいます。
しっかり聞いてもらっていたとしても、アウトプットが弱いと「本当に理解している?」と不安に思われてしまうものです。
そんなときにおすすめの本が、『感情類語辞典』です。
気持ちの言語化を鍛えるために
全員必須というよりも、表現や言語化、気持ちへの寄り添いを鍛えたい・大事にしたい人におすすめの本です。
75の感情について、以下5項目の観点で表現しています。
- ・外的なシグナル
- ・内的な感覚
- ・精神的な反応
- ・強度/長期の感情を表すサイン
- ・隠れた感情を表すサイン
ぱらぱら捲るだけでも面白いですよ!
キャリアコンサルティングでの活用
『感情類語辞典』は、もともと小説家向けの「感情表現技法」の本なんです。
私は面談後の振り返りで、「この挙動見落としたかな?」とか、「こういう言い換えで聞いてみれば良かったかも」などの使い方をしてます。
面談記録をつけるときに手元に置いておくのも、参考になって良いですよね。
どんな感情か話を聞くだけでは分からないとき、内的な感覚をヒアリングしてみたり、外的な動作から想像していくのもありだと思います。
以前、みゆきちさん(@miyukichi314)のツイートで気になっていた、感情類語辞典を手に入れました!
1つの感情に対して、外的なシグナル、内的な感覚、精神的な反応、など5つの項目に分けてまとまっていて、面接記録を書くときに手元に置いておいたら、少しは語彙力上がりそう(^^)と思いました https://t.co/0ukl3Z7Bh0— マキ@産業カウンセラー・PSW (@PSW20201019) January 26, 2021
本屋さんではお散歩を!
カウンセリング系の書棚に置いていない良本も多いので、たまにはお目当ての書棚以外もお散歩してみるといいですよ!
それにしても『類語辞典』シリーズ、揃えたくなるな…。
性格のネガティブ編がとても気になります。
広告