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夏休み後半は都内のモデルルーム巡りに費やしておりました。
圧倒的な賃貸派閥だったのですが、部屋一つ増やそうとすると都内の賃貸で良い物件なさすぎでは…?
学区やら転校やらを考慮に入れると確かに小学校入学までが引っ越しリミットにならざるを得ないなど、こうやって世の人々は不動産というものに関心を寄せていくのだなとしみじみしました。
体長6cmの影響力やべえ。(現在4ヶ月目に入ったところ)
有料でいいから相談させてくれと思った
今回初めて新築マンションのモデルルームに行ったんですが、対応が手厚くて申し訳ない気持ちになったわ…。
そして予想していたこととはいえ、担当営業さんに率直に話す気には到底なれないんですよね。
完成前の販売開始物件なので、事務所で接客&モデルルーム見学した上で、実際の建築予定地にタクシーでご案内くださるわけですよ。近くの地理特徴などの解説付きで。手厚さー。
こちらも本職営業なので、そういったサービスやら集客費用やらが全部新築価格に乗っかっていることくらいは十分に承知しているし、渡す情報少なすぎたら先方も提案するにしきれないことは分かっているんですよ。
今回は天下のデベ様ということもあり、「一回全部資金状況とか含めて伝えてみようか」と夫と事前打ち合わせをして、ぶっちゃけちゃうぞ☆そして各社営業の提案内容を横並びで確認してみるぞ☆とまで思ってたんですよ。
それでも、率直に我が家の情報や、本質ポイントや、そもそも論からの相談などは到底できなかった…。
一生懸命アピールしてくれる「売りどころ」が、我が家では特段テンション上がるポイントではないとか言えなかったよ。
立地条件などは良いのに、最高を詰め込んだはずのモデルルームが全っ然アガらねえな。とか言えないよね。
何がアガらない要因なのか因数分解せねばならぬと心の中で繰り返したのだが、まあ口にはできなかったよね。
お金払うんで前提の部分から相談させて欲しいし、物件に対する率直な感想も述べたいし、その感想に対して「これはこうだから大丈夫」とか「ならばオプションでこれ付けたほうがいい」とか理詰めで打ち返してほしい。
営業かけられるのは意外とウェルカムやねん。。。
全て晒した上で、プロからの客観的な意見がほしい
営業さんに聞いて提案して欲しかったけど、まあでも、現実的にそれって難しいじゃないですか。
「仲介」ならまだしも、「販売」の場合は完全に売り物ありきでのことになりますし。
そしてこちらも仲介業に近い仕事をしてきたし、現役で提案営業してるからよく分かるんですよ。
要望の情報が揃わないと適切な提案って出来ないんだよね。
優先順位によって取るべき手段も変わってくるし、同じものであっても着目すべきポイントが変わってくるし。
だから「一回全部伝えてみようか」で臨んだんですが、うん、惨敗でした。。。言えない。。。
手持ちの情報と要望を全て晒した上で、利害関係のないプロに意見をもらいたい。
お金払ったほうが、自分の中長期的な利益のために話すよなあ。
というのが本日の感想でした。
利害関係のないプロに全て晒して相談したい、とはこういうときに思うのだなと実感。
チェック項目に抜け漏れがないか確認したい
そして所詮素人なので、見るべきポイントを見ていない可能性が拭えないんだよね。
「私の優先順位はA>B>C!」と思っていても、「そもそもチェック項目はA~Zまである」と判明したら前提が崩れるじゃないですか。
今回も案内の会話の中で2〜3個判明したよ。
インターホンの画面がオートロック入り口と玄関前双方にあるかなんて何も言われなかったらチェック見落とすー!
引き渡し時期と己の体調具合とかちょっと読めないーー!!!
などなど。
商談の回数繰り返す中で学んでいくのも良いのだけど、最低限のチェック項目一覧なり、個人に合わせた「その状況ならこれはチェックしておくべき」みたいな指摘は一回で済ませられればその後も汎用性が高くて便利よね。
検討すべきことを「質問」してほしい
上記のチェック項目にも通じるのだけど、「質問されて初めて考える」ことも多い。
- どう感じたか?
- なぜそこに着目したのか?
- 本質的な優先順位はなんなのか?
- AとBなら、なぜAのほうがいいと思ったのか? などなど。
これ専門外の分野だと、「適切な質問」を自分に対して出来なくて不安なのだよね。
適切な答えは適切な質問から生まれるのである。
相談したいと思った時に予約が取れないとやる気が削がれる問題
というわけでね、早速申し込もうとしましたよ。有料相談。
以前から気になっている物件の有料相談(第三者)サービスがありましたもので。
コンセプトとかもすごく良いなあ、と思いましたし。
しかしながら。
サービスは打ち出してるのに、現在、全然稼働してなかったんですよね。。。
本丸の有料相談サービスは、3ヶ月先までの予定を見ても1日たりとも予約取れる日が存在せず。
しかも満席で予約取れないのではなく、そもそも開催していない。
急速に相談のテンションが下がりそっとブラウザ閉じてしまったのが残念であった。
これを自分のキャリコンにどう活かすのか
……という、心理状態なのではないかと思うわけですよ、有料でキャリア相談したいニーズって。(繋げてきた)
- 利害関係がなくて専門知識がある人から客観的な意見がほしい
- 利害関係がないから安心して情報開示ができる
- 個別交渉する際の武器や考え方やポイントが知りたい
- 相談したい時にすぐ相談したい
- 見落としている検討事項はないか確認したい
- 何から検討すべきか道筋を整理したい
需要のお気持ちはこのあたりかなと。
かかりつけ医的な、セカンドオピニオン的な感じで利用されるのが良いなあ〜と私個人は思っているのですが、であれば、その思想に沿ったサービス設計にせんといかんよね。
「相談したときにすぐ相談できる」をどのように実現するか、連絡のハードル下げるか、それと同時に自分が持続してサービス提供できる仕組みや線引きはどこなのか、このあたりも総合的に練り練りしつつ、小さく試行錯誤を繰り返せると良さそうである。
マンション購入お悩みからのキャリア相談サービス策定のお話であった。
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