1時間を500円で買う日々

子育て

広告

こんにちは、キャリアコンサルタントのみゆきちです。

現在は9ヶ月になる乳児を絶賛育児中でして、2月冬に産まれたこの子も半年経過する夏頃には、キャリアコンサルタント活動を再開できるだろう!と高をくくっていたみゆきちでもあります。いやあ、乳児はどんどん目が離せなくなるね!(普通のことを言う)

1人で集中できる時間がない

ただいま育休中のため、平日日中はいわゆるワンオペ体制になります。
我が夫はおそらく国内トップクラスに入るほどの家事育児に主体性を持つスーパー夫(造語)だと思うのですが、それでも、それですら、一人で集中できるというのはほとんど取れないわけですよ。

昼寝してる間にしちゃいたい家事はあるからやりたいことは後回しだし、昼寝だといつ起きるか分からないのでそわそわしているし、めちゃくちゃぐっすり昼寝してても「息…してるか…??」と不安になるし、そもそも今日なんて昼寝しねーしなんでこんな小さい体に元気詰まっているんだ君は。どういうことだ。人体の不思議か。

一人で、静かに、集中して、作業する。

この時間を確保することのハードルの高さたるや。
「短時間の集中で生産性を上げるのよ!」なんて産前なら吐いていただろう言葉も、薄っぺらくて笑ってしまうのであるよ。うふふふ。

1時間を500円で買う

都内在住ですが、区で一時保育事業をしておりまして、1時間500円ほどで保育園や幼稚園にて一時預かりをお願いできる行政支援がございます。
こちらを定期的に使って、心のゆとりを確保したり、自分がやりたいことをしたり、預けないと行けない場所(美容室とか)へ向かったりするわけです。

これが「時間を買う」ということか。

初めて預けた時に、これほどこの言葉を実感したことはなかった。
そして初めて預けた時、ちょっと何していいか分からなくなっちゃって、貴重な2時間をサイゼリヤでミラノ風ドリアを食べることに捧げたのは私です。イタリアンプリンも最高だった。

with乳幼児との生活、つまりはこういうことなんですよね。

保育士に安心して預けられて自由行動ができる1時間を思えば、1時間500円というのはもう破格のお値段なのですが、そうはいっても今まで普通にやっていたことをするための「1時間500円」なんですよ。漫画一冊買えてしまう。

読書を1時間するのに500円払う。
勉強を1時間するのに500円払う。
ブログ執筆を1時間するのに500円払う。
美容室に行って帰るための3時間に1500円払う。

そんな感じです。
実際には送り迎えやら預ける準備やら引き渡しのあれこれやらがあるので、1時間予約しても自由に使えるのは30分前後なんですけどね。

自分の行動に選択的になる

預けてみて一人の家にいながら驚くのは、「自分一人で決定できると、こんなにも集中できるのか」ということ。ビビる。超捗る。物事が進む。すいすいのすいだ。私はもしかして天才だったのかも知れない。

単純に、日常との差分なわけですが。

とまあ、このくらい如実に差が出ますと、「何をするか」こそが問われるんですよね。
やりたいことをやればいいのも一理あるんですが、一人じゃないと出来ないことこそをやりたいし、”やらなきゃいけない”こともあるし、大してやりたかないけど一人だと5倍の速さで処理できることをやってしまいたい気持ちもあるし。

捗りはするけど、家事は「今じゃなくて良いか」と後回しにされる傾向にあります。我が家の場合。

苦手な書類仕事とか(保育園の申請は今月11月なのだよ)、ブログの編集とか(下書きはちまちまできるけど、編集は一気にやりたい)、少し前なら保育士資格試験の勉強とか(暗記以外の”理解”の部分を)、洗濯物干しとか(ドアを閉めると泣き叫ばれるのだ)、そのあたりから選ぶことが多いですね。

最近ようやく、このラインナップの中に、「キャリア相談」が入ってきた感じ。

常に、何をやるか、その中でも、一人だからこそできるどの”作業”から手をつけて、子供が一緒にいるときでもやれることはなんなのか、まで分解して取り組む判断を迫られるのであるよ。たまには何も気にせず怠惰にお昼寝したいが、なんつーの、1時間500円をお昼寝に出せない気質なんだよ…分かるだろう…??

4時間ぶりに会う我が子は可愛さ増増

とは言いましても。一時保育に預けて4時間ぶりに会う我が子は、「え!?可愛いの塊??」と驚き戸惑うほどに、可愛かったりするんですよ。
はーーー。今日も可愛い。こんな可愛い人間と離れてしまうのに1時間500円を払うからには、まあ、その時間にしかやれないことを全集中の呼吸でもって済ませたい、と思うのでした。

また保育園と復職始まったら、変化がありそうですよねえ。

広告

タイトルとURLをコピーしました