元転職エージェントが転職したときの自己PRを解説付きで晒そうと思う

転職

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職務経歴書に対して熱い持論を述べてきたので、そろそろ自分の職務経歴書の一部も晒そうかしら、と。考え方の参考になれば私は幸いでござるよ。

内容文面だけを晒してもあまり参考にならないと思うので、

  • 業務内容/実績の前提
  • 想定していた応募業界/職種
  • 内容の解説
  • 想定していた質問

なども補足して書いていくな。

いや、もう、時効だよね????? 自分が書いたしな???

どんな仕事をしていたか

転職エージェントで働いていたんだけど、
法人担当の「リクルーティングアドバイザー」と
個人担当の「キャリアアドバイザー」を同じ年数ずつ経験しました。

簡単な業務内容の違いは下記を読んでみてね。
転職エージェントの営業には、法人/個人の2つの役割分担があるのです

より興味ある人は、上記の名前で検索するといろんな求人や各転職エージェント会社が引っかかるので、詳しく調べてみてくださいまし。

自己PR①【戦略的な新規求人開拓】

【戦略的な新規求人開拓】
法人営業担当時代には新規企業の開拓が主なミッションでした。入社当初はテレアポ件数を稼ぐことを重視しておりましたが、結果として応募が上がりにくい「不人気」な求人を集めることになり、売上に直結しない状況が数ヶ月続きました。この状況を踏まえ、新規開拓は闇雲に数をあたるのではなく、①弊社において開拓が足りない分野の洗い出し②求職者からニーズのある職種・諸条件の把握を実施することで効率的かつ成約に繋がる開拓ができました。この事から「戦略を考えて実行にうつすスキル」は貴社でも発揮出来るものと考えております。

受ける企業の職種が、新規開拓を伴う法人営業だったんですよ。

まあ、現職のことなんだけどね!

会社の成長具合からすると、営業の人員に求めることは下記の3点かと仮説立てしました。

  1. 新規開拓がどれだけ出来るか
  2. 自分で考えて動けるタイプか
  3. 成功に再現性があるか

①新規開拓がどれだけ出来るか

大きくて安定したシェア率が高い商材の営業は、「いかに顧客を繫ぎ止めるか」という守りの営業力が大事なんですね。

反対に、シェア率をこれからガンガン取りにいく商材の営業は、「いかに新規開拓で売り上げ立てれるか」という攻めの営業力が重要視されるものなのである。

ゆえに自己PRの一番頭にもってきた次第。

②自分で考えて動けるタイプか

でね、だいたいにして「急成長」と言われる会社は、あまり教えている余裕がなかったりするのよ。

成長しきって名前も知れていれば、仕組み・制度・教育・人員・その他もろもろにゆとりが生まれやすいんだけど、そこは馬の目を抜けるような経済市場。今じゃーー!!!って時には、踏み込んで人員拡大売り上げ増大していく胆力も会社として必要なのな。

「ちょっと、すまん、色々整ってないけどうまいことやってくれ!成果出してくれりゃそれでまずはいいから!!」…というタイミングには、真面目に従順に聞ける人よりも、入ったらすぐ自分で動いてくれそうな人のほうが扱いやすいのだ。

とはいえ全く教えてもらえないのは地獄みがあるので、その辺は事前の情報収拾で「大丈夫っぽい」との材料集めてから臨んでいるんだけどな!バランスだよね!抜け目なくいこう!

③成功に再現性があるか

これは事実として実績にそのまま書いたんだけど、転職前の会社において、入社直後の時期ってそんなに成績ふるわなかったのよね。職務経歴書に書いてある実績も、前半は目標達成率70〜80%のところからスタート。

別にずっと成績がいい必要はないんだよね。なぜこの実績だったか、だからどうしたのか、そしてどうなったのかを論理的に説得力を持って話せれば良いのである。

この事実も踏まえて、ただ当たったわけじゃなくて、担当がラッキーだったわけでもなくて、マイナス状態からちゃんと仮説立ててプラスに持っていったんだよ。というのを暗に強調。

事実としてやってきたことから抽出するのがポイント

面接って、質問にすごい濃淡があるんですよ。

準備してたのにさらっといく箇所もあれば、予期していないところでやたら細かいところまで聞かれたり。

しかしそんな時もですね、自己PRの内容自体が「事実として自分で経験したこと」の中から抽出して話していれば、変に躓くこともないんですな。質問がどんな急角度からきたとしても、自分の言葉で語れるのが安心感のひとつ。

そして何より、面接の質問って、基本的に自己PRの内容に絡めてくるんですよね。

テストの出題範囲を自分がある程度決められるんだよ。

結構適切な例えだと思ってるんだけど、この衝撃が伝わるだろうか。。。
突っ込んで欲しいこと、話を聞いて欲しいことを自己PRに書くんだよ。

だからねー、嘘はつかないほうがいいの。
嘘をついた「盛り」は面接でうまく返せないからね。。。逆効果だよね。。。
ここの微妙な塩梅については、下記の記事を参照いただければ。
書類の実績は盛っても大丈夫? #転職一問一答

おまけ)その他の自己PR

あと3つ書いてたんだけど、下記はまた今度解説回するねー。

【定性面を重視した顧客サポート】
キャリアアドバイザーにおいては、中長期的なライフプランから提案を心がけていました。特に私が担当する求職者層は若年層が多く、やや近視眼的な視点での転職指向をもっていることから、向こう数十年にわたる人生プランなどをヒアリングしたうえで、その内容を踏まえ現在すべき選択の提示を行いました。結果として、求職者の職種選択の幅を広げるのみならず顧客満足度の高いキャリアコンサルティングが出来たものと考えております。

【自己啓発力】
担当する不動産業界の理解向上、求職者との親近感醸成や業務内容の把握、法人営業時代には会話のきっかけの1つとして宅地建物取引士資格を取得しました。現状の目標としてはFP2級資格の取得などを通じ、専門知識の幅を広げることで顧客に対し最適な提案ができる営業担当になりたいと考えております。

【意見調整・先読み・スケジュール管理能力】
業務を通し、①立場の異なる人々の意見調整②仕事を先読みして準備する力③スケジュール管理能力は鍛えられました。人材紹介では採用企業(社外)、法人営業(社内)、キャリアアドバイザー(社内)、求職者(社外)という4者の異なる立場・考えを持った人々と折衝していきます。いつ何を誰にどのように伝えるかによって進捗に大きく影響するため、各立場を想像し「本音なのか建前なのか」「その情報は今後どのような影響をもたらすか」を常に考えながら日々のタスク管理を行っています。貴社においても現職で培った各種調整能力に更なる磨きをかけていきたいと考えております。

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