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前回は退職時に有給を全部消化するための法律的ポイントについて述べたんですが、今日はエモく自分の退職時の話とか、退職面談に対する一意見とかを表明していこうかなと。
自分の退職時はどうだったか
遡ること数年前。前職は年度末ぴったりに退職したんですが、そこはバリバリの人材会社における繁忙期真っ只中。
互いに基本的な労働法を知り尽くしていので、退職したい部下と、繁忙期に1日でも多く出勤して欲しい上司との間で冷戦が繰り広げられましたよね!(いい笑顔)
労働法の説明とか、転職をサポートするときに日常業務でお伝えしてるからなぁ。。。
→退職時に有休消化を確実に行うために知っておきたい『時季変更権』と『労働法』について
有給は1.5日分残しちゃったので完勝とはいかなかったが…どうでしょうか…惜敗? 辛勝?? ご判断はお任せします。。
退職面談で呪いを吐いてくる上司問題
私の場合は、引き継ぎや繁忙期における他者の負担に対する自責の念、みたいなところを元上司からは突かれましたね。
すでに引き継ぎ資料を完璧に用意しているし最後の3日くらいはデスクで寝落ちしそうになるくらい暇だったし、響かなかったのだよ。。。
捨て台詞的に「転職を重ねても年収は落ちる一方だ」と言われたんですが、年収上がったどころか、時給換算で倍以上になってるからなぁ…。本件について元上司にご報告差し上げたい所存だよね。(年収上がって更に労働時間が減ったのである。最高かよ。)
今ならわかるんですけど、ポイズンな呪いの捨て台詞って、
要は、職務怠慢なんだよね。
なんといいますか、退職の意思表明をしてる社員をどのように捌くかも上司の腕であり業務の一環なんですよ。あまり経験したくないことだとは思いますが。
そこで真っ当な引き止めもできず、引き止められる術と言葉を持たず、かといって唯々諾々と了承だけするのも癪で、その果てに会社の印象を最悪にする呪詛を吐きまくる謎の行動は、冷静に考えるとやはりスキル不足に向き合えないが故の職務怠慢なんだなあ…。つらい。。。
在籍に感謝できる退職面談をできる企業は強い
「あ、、、辞めたくないな、、、いい会社だったな、、、」
と思わせるような退職面談の腕を上司様には期待したいものですよね。
退職とか転職とかさ、まあ色々あってするわけだけどさ、どっちにしろ環境は変わるわけでさ、その新しい環境に不安や期待は持ちつつもさ、辞めるときの会社に対しては、「 慣れた環境を離れる寂しさを抱きつつ、 在籍したことを誇らしく思って去りたい」じゃないですか。本当は、自分がいた環境や職場に感謝したいし、誇りを持ちたいじゃないですか。
仕事がら採用企業側の話もよく聞くし、採用手法の提案とかもするんだけど、ほんっっっと、どこも採用に困ってるのよ。
この人口減少の世の中にあって、限られたパイを採用で取りあうのは苛烈な戦いなわけだ。
採用企業にとっても。 ならば自社のことを知ってて、他社でも多少揉まれて経験も積んで、古巣のあそこはやっぱり良かった、なんて戻ってきてくれる社員がいたらめちゃくちゃ即戦力じゃないですか。
まあ自分が戻らずとも、タイミングと経験スキルが合う人間がいたら紹介したくなることもあるし。
またいつか一緒に働きたいと思える人なのか、それともぜってー近寄らんと関係が切れた今くそみそにこき下ろされるのか。
まあ、そういうことを思い返しながら、今の職場を辞めるときはどうなんだろうねと自分の今の上司が言いそうなことを想像し、そして自分が部下を持ち辞めると言われたときにどんな言葉を発することができるのか、考えを巡らしてみるのでした。
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