人材業界から独立起業する人の傾向と業種

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最近周囲で多い独立起業

年明けて転職の季節だからなのか、同僚達の独立起業報告が相次いでおります。

そして社内でも実績ある人が大半なのだよなあ。

人材業界出身者はどんな事業で独立するのか

私の周囲に限った話なので、一般的にはどうなのかまで確認できてないんですが、だいたい下記業種に収束しています。

  • 経営・人事コンサル
  • 人材紹介会社
  • マーケ/PR会社
  • 求人広告代理店

30代後半になると経営・人事コンサルでの独立が多く、

20代のうちだと人材紹介、・マーケ/PR会社での起業、

求人広告代理店は仲間集めて一緒に起業して一旗上げるぜタイプの傾向があるような。

 

経営・人事コンサル

いかに会社トップと繋がっているかがものを言うので、今までの営業経験を生かした取引先開拓をある程度推しすすめて契約先が見えてから独立してるんだろうなあ、と。

中小企業やベンチャーの取引先が多い。

関係構築および取引先企業のトップを捕まえてなんぼだからこそ、20代よりも30代後半での年齢傾向が出ると仮説。

人材紹介会社

人材紹介は初期投資がほぼいらないので、人材業界経験者が起業するには王道の業種である。

極論、電話とネットがあればOK。

成功報酬型だから、法人企業の営業先開拓も比較的やりやすい部類に入る。

今は法人側の営業代行するサービスもあったりするから、どちらかというと登録者をいかに充実させるか、カラーを出していくか、成約率高めるかの方が肝だと思うけどね。

前職の看板実績掲げたり、○○人材特化(第二新卒/業界/エリアなど)を謳うのも王道。

マーケ/PR会社

人材1社経験というより、Webマーケ会社も経験した人に特徴的。

今は採用の文脈も、とりあえず広告出稿!!という時代ではなくなってきていて、「採用広報」「企業ブランディング」「数字で示す」が重視されているんですね。

通常の求人広告も見ることはできつつ、SNSでも、自社HPでも、その制作から効果測定まで一気通貫でやり全体最適をしていきましょう!採用はマーケティングです!!と言い切れて、人材採用とWebマーケ双方の知見あれば確かに仕事は取れるような。

求人の広告代理店

企業規模も大小様々世の中にあるんだけど、人材業界の中でも、「広告媒体を持ってる企業出身」の人が集まって起業するパターンが多いかと。

「自分が売っていたし、実際に売れていた」から、会社員としてじゃなくて独立した一企業として、メーカー側(古巣が多い)と契約して卸して代理店として売るほうが儲かるじゃん、と気付いた営業トップ層が立ち上げること多し。

商材変わらんしな!(なんなら手数増やせるし)

主要な求人広告代理店を見つけて、各社の社長の経歴とか見てみると面白いかもよ。

この構造はきっと、人材に限らず、メーカーと代理店構造ある業界ならあるあるなんだろうけれどもね。

会社員の看板と資本が使えるうちに、思い切りPDCAを回しておくと吉

当然といえば当然なんだけど、みんな「事業として回せる自信があること」で独立起業するんだよね。

会社員と違って、利益出なければダイレクトに生活に関わってくるから当たり前なんだが。

とすると、基本的には今まで培ったスキルなり人脈なり業界知見なりをもとに「仕事」を獲ってきて、利益を出していくわけでして。

業務内容だけ見れば、いずれも「普段、会社員として仕事でやっていること」に近いんですよ。

だからこそ独立起業後のリスク全被りしなきゃいけない時ではなく、会社員として勤めているうちに思い切りバット振り回して、会社の看板も名刺も人材資本も組織も使えるうちに、くそほどPDCA回しておいたほうが独立見据えるならお得だよねえ、と。

施策が失敗しても、来月から給料ゼロにはならないんだし。

起業しなくても”会社員生活”を楽しむために

特段、起業やら独立やらは目指してなくても、「まあ失敗のリスクは給料にそこまで影響しないし」くらいの気持ちで日々の業務に取り組むと、攻めた楽しい仕事ができたり、ストレスを結構緩和できると思いますよ!

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