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こんばんは、みゆきちです。
養成講座の先生は何度か変わるようで、前回・今回は3人目の講師でした。
普段はキャリコンの試験対策講座を主に受け持っているとのことで、本日はフル15分+口頭試問まで、先生がロープレ見せてくれました。
「自分の色や癖がついてしまうのを避けるため」に、ロープレの様子は見せない講師が多いらしいです。
養成講座と対策講座の方針の違いだとは思いますが、
有資格者で講座の授業持ってるくらいなら実力を見せてくれや
というのが本音ですよね。
ようやく試験ロープレの流れが掴めて、かつ対策講座のメソッドもちょいちょい出してくださったので、フルロープレの感想をまとめておきたいと思います。
なお、自分が受けるキャリアコンサルタント協議会の試験前提での話になります。
フルロープレの流れ
「初回相談」における「最初の15分」という設定で行います。
基本的な流れは下記の通り。
①15分間のロールプレイング
・挨拶
・席を勧める(距離感の調整)
・守秘義務説明
・ヒアリング
②口頭試問
ロープレが終わったら、しっかり聞けていたかどうかを確認する口頭試問を「5分」行います。
いわゆる面談の振り返り的な意味合いを持ちますね。
・ロールプレイで良かった点は?
・ロールプレイで反省すべき点は?
・クライエントが一番相談したかったこと(主訴)は?
・キャリアコンサルタントとして、あなたが考えるクライエントの「問題」は?(=本質は?)
・クライエントを援助するために、①どこに目標を置いて②どういうことを実施したいですか?
重たいな…!!!!(素直な感想)
15分は慣れると短い
むしろ、短いと思えるようになったらロープレに慣れてきたというべきか。
逆説的なんですが、「次に何を質問しよう」と考えながら過ごしていると、15分は相当長く、最終的には何を話していいか分からない迷子になってしまいます。
周囲を見ていても、”試験としての正解”を探りながら質問を繰り出すと詰みがちです。
ここはひとつ、悩み相談をしてきた親友を思い浮かべましょう。
イメージは「大学からの親友、重めの話で悩んでいるためサシ飲み開催」です(具体的)。
普通の会話を心がけたほうが質問は尽きないです。
だって、聞かないと分からないことたくさんあるじゃん!?
本人が知覚している問題と、本質的な問題(=本人が気づいていない問題)は、やっぱり話をしっかり聞かないとわからないもんなので、「こんなこと聞いていいのかな?」という遠慮は「親友との真面目なサシ飲み時に聞くかどうか」で判断するのが良き目安かと。
解決はしなくていい
実務経験者あるあるなんじゃないかと思ってるんですが、どうしても「具体的な解決策」をゴールにおいて、話の筋を逆算しながら組み立てちゃうんですね。
私の場合は、Yes or Noを聞くクローズクエスチョン多めな傾向。
でもね、私ね、この癖をとる解決法気づいたんですよ。
そもそもさ、設定が「初回面談の最初の15分」なわけじゃないですか。
通常の面談って1時間くらいじゃないですか。
実務経験者だからこそわかるよね。
15分で話をしっかり聞いて関係構築して解決策まで提案するのは無理やで。
そう、無理なんです。
解決策の提示。
ていうか、こんなレベルで解決策とか出しても説得力ないわけです。
そう思うと不自然な動きや急転直下な質問をしちゃうことが減ったので、よき意識改革でした。
というわけで、存分に深掘りとヒアリングに集中するのが吉、ということに腹落ちしました。 フレーズの型があると楽
口頭試問で聞かれることも重要なので、そこを意識して答えを探りながら面談を行う。
…と、多分、頭がすごく疲れるのと次の質問どうしようが浮かんできて、「感情」の部分を取りこぼしそうです。
口頭試問時に答えやすいフレーズや、自分の中での質問の型化ができると相当楽になるだろうな、と。
資格対策がメインの先生は、この辺が徹底されてました。
例:ロープレでよかったところは?
「〜〜ということも打ち明けてくださったので、一定度のラポール形成は図れたと思います」
無難で汎用性が高くて謙虚さも兼ね備えており、完璧か!
自分なりのフレーズをいくつか用意しておくと良さそう。
試験用ロープレも色々と気づきをストックしていこーっと。
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