「良い1on1」をメンバー視点で語る:前編

仕事

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1on1とは

みゆきちは営業職なのであるが、弊社でも御多分に漏れず毎週「1on1」を実施しているのですね。

ざっくり言うと上司との定期的な個別面談でして、目標・進捗管理に止まらず、部下の仕事の話全般や今の悩みなどを聞きつつ、上司は適切なフィードバックを行うことで部下の成長を促す…という、なんかええ感じのやつです。

国内だと多分ヤフーが導入してから有名になったのではないか? ぼんやり。

現上司の1on1がとても良い

前部署での1on1は苦痛と緊張の連続だったのだが、現部署では超ありがたい業務のペースメーカーになっております。

形骸化している1on1に対する愚痴不満はネット上でもよく見かけるのだけど、マネージャーをべた褒めしてる話をなかなかお目にかかれないので、メンバー視点で「ありがたい」と感じている部分をまとめてみました。

  • マネージャーが数字を詰めない
  • 事前入力物の必要性と量が適切
  • フィードバックに気づきが多い
  • 具体的なアクションプランに繋がる
  • が、答えを示すのではなく方針のみを示しメンバーに考えさせる
  • 要望・意見に対し即座に動いてくれる信用度
  • 30分が超濃い

まあ、苦痛と緊張の連続な1on1は上記の真逆だと考えていただければとてもシンプルですよね。

マネージャーが数字を詰めない

よくあるのが目標数字を個別に詰めるだけで終わる1on1ね。

マイクロマネジメントとも言う。

数字詰めるだけ系の1on1は行う側のコーチングスキル不足が目立ち、メンバー側も業務・数字進捗報告および言い訳ロジック考えるための無駄リソースに費やされがちd(自重)

「詰め」が無いので、少しでもマイナス要因があれば即座に伝えて挽回策に対する意見をもらいにいけるし、結果として手遅れになる前に手を打てることが多いのですよ。

なにより前向きに1on1に臨めるしな。。。(昔色々とあったらしい)

社内報告用に数字策定するとかまじ無駄やんけ。。。(本当に色々とあったらしい)

事前入力物の必要性と量が適切

社内とはいえ立派に会議ですからね。

有効に時間を活用するために、事前に共有しておくべき数字・状況・定性面などあるのは当然です。

対面の時間をわざわざ見りゃわかる数字の報告に割くなぞ愚の骨頂である。

 

でね、この「事前入力物」の選定にセンスが出るんですよ…。

良質な回答は良質な問いから生まれると言うじゃないですか。

この入力物はいわゆる「問い」にあたる部分だと思うんです。

  • 個別のフィードバックをするにあたって必要十分にあたる情報の選定
  • 他ルーチンの報告物や社内システムから取れるものと重複していないか
  • 1on1用の新設項目があるなら入力工数に見合うフィードバックを返せる問いであるか
  • 検討・議論に使わない無駄な取りまとめはないか etc.

この辺がねー、内容に納得性があるし、なんなら取りまとめながら自分でも課題に気づけちゃったりする設計になっているんだよね。

もちろん1on1専用のものではなく、チーム会議でもそのまま転用して使えて、集計したものをより上位の会議でも使いまわせる仕様になっておるのよ。

そりゃちゃんと入力するよね。

フィードバックに気づきが多い

1on1をやる意味とは…、という本丸ですよね。

自分より経験値が高い相手の時間を定期確保できて、的確に業務のフィードバックがもらえるのであれば、こんなもの喜んで受けるじゃないですか。

気分はパーソナルトレーナーですよ。

一方で「力量の差」を見せられないと、メンバー側から見限ってしまいますよね。

いかに最短で無難に終わらせるかに思考がいくのだよ。(昔色々と以下略)

 

 

思ったより長くなったので、残りは後編に回します。

今の上司。。。ほんと1on1うまいんだって。。。

前後通して上司褒める回になってるけど後編もおつきあいを。

後編はこちら

3000字に迫る大作を書いたよ!

「良い1on1」をメンバー視点で語る:後編

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