プログラミングの勉強は「楽したい」から始めよ:文系営業職が実務に活かしたプログラミング

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文系卒の営業職、プログラミングを学ぶ

先日、こんなことを呟きました。

私は文系卒で営業畑を歩む、エンジニアやプログラミングや研究職畑の人たちと分かりやすく真逆な職歴でございます。

が、ゆえに知っているんだよね。

理系職業務よりも営業を筆頭にした文系職業務のほうが、「業務効率化の伸び代」が圧倒的に大きいことを…。

 

なぜならシステムで仕組み化されている部分が少ないから。

業務全体を簡易システムで最適化できる人員がいないから。

がつがつ営業の風土ほど、ITリテラシーが低い傾向にあるから。

うぅ、古傷が痛むぜ。なんて悲しい状態なんだ…つらい…。

例えばこんな事ができるようになる

  • 新規開拓リストの自動生成
  • 営業メールのばらまき自動化
  • 社内システムでの顧客バッティング確認自動化

正直、こんなのプログラミングと呼ぶレベルのものではないんだよ。

簡単なマクロ組んだり、Chromeの拡張機能導入したり、Googleスクリプト使ったり。

スクリプトやプログラミングコードいうても、解説記事からコピペで持ってくるだけでな。

作業としてはその程度のことで、憧れの自動化がごりごり出来てしまう素晴らしい現代なのだよ。

 

でも!みんな!!これらの単語自体を普段使わないでしょう!?

ぶっちゃけGoogleスクリプトとか何それ初めて聞いたでしょう!?

根性系営業職場で育った私にはバレておるのだよ…みんなが同僚からこんな単語を聞いたことがなかろうということを…。

「楽をしたい」から始めよ

上記レベルであれば、そこまで本気の勉強は必要ないです。

平日1日1時間で1週間とか、週末半日ずつ取って2週間とか、そんなもんです。

 

イメージとしては自由研究であり、パズルであり、そしてゲームである。

で、プログラミンを「勉強」として基礎から学び始めると、早々に詰みます。

ど素人でちょっと取り入れたいな、くらいの人間が一番やるべきでないのは、分厚い基本書籍を購入したりスクールに通い始めることだからね!初手で書籍とスクールはダメ絶対。

有り体に言うと、序盤の「勉強」で取り上げられる完成物って、「だから何?」という実用に足らないものが多くてですね、すぐに飽きるんだよ。

だから、作りたいものありきで学び始めましょう。

その作りたいものを作るために、必要なものを集めて作りながら手を動かしながら、「すげー!やべー!!」と感動しながら一時的にハマりましょう。

作りたいものは、実用として使いたいものから考えましょう。

具体的には、「これができれば楽なのに」という仕組みです。

 

まあね、プログラマーが作りたいものありきで始めるのは通常運転なんだけどね。

ググる単語を知り、質問できるレベルの「基礎勉強」はする

「勉強」の最低ラインは、二つだと思ってます。

  1. ググるべき単語を知る
  2. 本職に質問できる語彙力がある

もうね、本職じゃないなら、この二つができれば合格。

特に技術職なんて数百数千時間単位で既に差がついている分野なので、その道に進むわけじゃないなら、自分で詳しくなるより聞いたり依頼するほうが早い!

しかし、「基礎勉強」がないと、何を聞いて良いか分からないのだよ。

質問が浮かばないし、何ができるかも全くイメージできないから進まないし、ググったら一発でまとめが出てくる内容もなんてググればよいか分からんのだ。

その意味で、手を動かしながらの基礎勉強は必要である。

おすすめ本:『退屈なことはPythonにやらせよう』

「プログラミングできると!こんな素晴らしい事ができるようになるだと!?」というカタログとして利用するのにもってこいの書籍。

目次を見るだけで夢が膨らむぞ!

ここで重要なのは言語じゃないです。

何が出来るようになるのかイメージをつけることと、今やっている作業の中で自動化・効率化に向いている作業を洗い出すことです。

(ノンプログラマーにもできる言うてるが、非エンジニアの文系はPython環境を構築するまでで大抵挫折するんだってば。そのへん分かってくれよな。ぷんすか)

 

別にPythonじゃなくても似たようなことはできるので、これができたら便利!ということを見つけたら、その単語+「方法」とか「Googleスクリプト」とか「マクロ」とかでググるといいよ。

そのうち読みやすい解説サイトに当たるので、その記事を参考に一つ何か動かしてみよう。

これを繰り返すうちに、ググって人に質問ができるようになるさ。

 

お休みとお家が大好きな定時帰宅派閥の文系営業は、文明をたくさん使っていこうぜと強く思うのですよ。

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