転職エージェントの仕組みは「仲介業」だから、あなたと「内定」を目指すのである

転職

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こんにちは、みゆきちです。

前回に引き続き、今回は「転職エージェントの仕組み」を解説しますね。

己を知り敵を知れば百選危うからず。

まあ敵ではないんですけど、全部腹割って話すのも難しいですよね~。

というわけで、そもそもどんな組織と仕組みで動いてるのか?を解説します。

転職エージェントは「仲介業」です

「転職したい求職者」と「採用したい企業」の間を取り持ち、採用成功・入社決定によって、「紹介手数料」をもらう仲介の仕組みになります。

家探しのときの街の不動産、賃貸仲介をイメージしてもらうと一番分かりやすいかも。

希望条件を聞いて、その希望にあった空いてる物件を探して、時には引っ越す理由によってはこの路線の方が良くない?と提案したり。

そんで入居が決まったときに仲介手数料が発生しますよね。

あれと仕組みは一緒です。

紹介手数料の負担は採用企業が持つ

特徴的なのは、

「採用する企業側が紹介手数料の負担をする」こと。

そのため、

「転職希望の登録者は無料で使える」のです。

これを「完全成功報酬型」なんて言ったりします。

一般的な転職エージェントはほぼこの仕組みですね。

・採用企業が求める候補者を”紹介”し、

・入社が決まった時に初めて”成功報酬”として

・”紹介手数料”をもらう

これが転職エージェントのビジネスモデルなわけです。

手数料は年収の30~35%が相場

ちなみに手数料の相場は、年収の30~35%です。

いわゆる「株式会社」が募集している通常職種であれば、相場観としてはこのくらい。

1人採用に100万以上かけるのが相場なんだなぁ。

地方だともうちょい下がったり、メディカル系の専門領域(薬剤師、看護師、介護士などなど)は30%を下回ることが多いみたい。

だいたい最大手のリクルートエージェントに右ならえの手数料でして、リクルートは強気なので手数料の値引きをあまりしないんだよね。(小話)

入社が決まって初めて”売上”になる

そろそろ見えてきましたね。

そうなのです、入社までいかないことには、売上ゼロなのです。

だから転職エージェントは、売り上げを立てるために、登録者を入社まで導いていくことが仕事になります。

①企業側のOK=内定

求めるスキル、人柄、諸条件などなど

②求職者側のOK=入社承諾

職種・業種、企業、諸条件への納得などなど

この二つを取り付けて、初めて売り上げになるのです。

結構大変よね。

両思いまで導かんといかんからね。

この辺が「仲介」なり「マッチング」業である所以です。

「内定を取りたい!」気持ちは一緒

よく転職エージェントに対して物凄い警戒心をあらわにしてる人もいるんですが、上記の仕組み上、「内定を取りたい!」という気持ちはあなたもエージェントも一緒です。

内定が無いことには!

入社できなくて!

売上にならんからな!!(身も蓋もない)

「内定ほしい!!!」「そのために面接通過したい!!」「そのために書類通過せねば!!!」という向いてる方向は一緒だから、そこは資本主義のこの世界で安心してほしい部分である。

次回は、「転職エージェントがサポートしてくれること」について書いていきます。

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