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過去問準拠の一問一答問題集は、基本の暗記テキストとして最適
みなさん、資格試験などの序盤、「基本事項の暗記」ってどんな勉強法をしてますか?
4択マークシートだろうが、論述試験だろうが、基礎基本の知識暗記はないと詰むんだよね。
講義を理解する試験前の「勉強」だって、基本の知識がないと理解効率すごく悪くなるし。
暗記は必須だというのは分かっていても、これは勉強に限らず、「やらねばならん作業」って、物量が多くて大変そうでやり方が分からないと、一気に手をつけなくなるんだよね。
見える…見えるぞ…
とりあえずテキストを開いたけど、調べものの振りしてネットに興じ、気付いたら一時間経過してて、でもまあ試験とか7月なんて夏だし今ほぼ冬みたいな気温の日もあるし季節2回分だし、ということは体感半年みたいなもんでは…とそっとテキストを小脇に置いとく姿が!!!(かっっっ!!!)
というわけで本日は、「キャリアコンサルタント学科試験」に向けて、
具体的に、所要想定時間も算出し、一問一答問題集の使い倒し方を紹介するよ!
キャリコン以外の試験対策にも共通する話なので暗記作業が必要な人は是非。
暗記系マークシートの試験対策はコツがある
マークシート方式かつ過去問が5回以上存在する試験対策はコツがあって、
シンプルに過去問を消化しきるのが一番なんだよね。
そんでもって、「正誤判断」ができるようになることを目指すんじゃなくて、
「用語が出てくる状態」を目指すと大抵の問題に対応できるようになるよ。
一問一答集の使い方
- 最初から答えを見る
- 間違ってるところを塗りつぶす
- 正解を赤字で記載し、文章を作成する
- 懐かしの赤シートで暗記
3〜4回転させるのをおすすめします。
自分の中で用語が出てくる状態を作る
○×選択だと応用力皆無なので、違う問題に対応できないんですよね。
それに、一問一答や選択式の問題集は、どうしても何周かさせるにあたって、選択肢を覚えちゃうというデメリットがあるのですよ。
これが用語と意味を正しく覚えられていれば、どんな方向から問題がきても確実に処理できるようになるからね。
本番の4択問題も、突き詰めれば各選択肢の正誤問題なので、本質は一緒だよ〜!
すぐに答えを見て書き込むのは、暗記効率が良いから
暗記系科目は、考えても答えが分かるもんじゃないので、最初からガシガシ答え見て書き写していきましょう。
人間の記憶はなかなかよく出来ているゆえ、誤った問題文も何回も目を通す機会があると、悪い意味で覚えてしまうんだよね…。
正誤問題で誤っている問題文も繰り返し読んでるうちに、「あれ?これどっかで読んだから正解では…?」と問題形式が微妙に違うと記憶をもとに判断しちゃったりするので、誤っている部分は消して正解を上書きしていくのです。
不正解は目に触れさせない!!!!
真面目な方は、自分で調べながら解いた方が定着率が上がるのではないかと努力される傾向にあるのですが、
まあ実際に率は多少上がるんですけど、
その作業やってるうちに10問進められるし、10回目を通すなり声出して読み上げるなりの暗記作業が余裕で出来ちゃうからさ。。。
調べながら:
1(問)*1.5(定着率)*1(回)=1.5
すぐ回答見ながら:
1(問)*0.6(定着率)*20(回)=12
ていう。そんな計算式でございます。
暗記系は調べながら解くの時間かかるし、そのうち作業量の多さに嫌気さすから怠惰組こそ即時で答え見ちゃおうな…!
○の選択肢は、自分で問題をつくる
正誤式の問題集は、そもそも何も間違っていない正解の問題文も多くあります。
そんなときは、自分でポイントになりそうなキーワードや数字を塗りつぶして、問題形式に仕立て上げましょう。
これをやると、どこが出されそうかとか、何が重要なんだっけとか、問いに対するセンスが爆上がりするので試験対策も強くなるよ!
ノート作成は苦手分野のみに絞る
序盤の時点で、綺麗にノートを作成して暗記作業をするのはとても効率が悪いんですよね。
なぜなら、とても時間がかかるし、何が重要か把握していない段階だから。
重要なところ、頻出事項など、より多くの点数を取れるところに多くの時間を割くのがセオリーです。
基本的にはすでにあるテキストに書き込む形式が良きかと思います。
2〜3千円でノート全部代筆して要点もまとめてくれてるなら、やっぱり問題集は安いもんよ!
しかしながら、暗記や過去問を繰り返しおこなっていくうちに、どうしても躓くポイントって出てくると思うんですよね。
その「苦手分野」だけを抽出して、自分用の対策ノートを作成するのは大賛成です。
ここは定着率を重視して、自分なりに図解してみたり、他のテキスト読み込んでみたり、ゴロを作ってみたり、あらゆる方向から定着をはかりましょう。
そんで直前期にはお守りと実益をかねて最後まで読み込むのだ!
所要時間をざっくり計算してみた
「国家資格キャリアコンサルタント 学科試験 要点テキスト&一問一答問題集」は全423ページあるんだけど、多くの資料もついてるので、問題集になっているのはだいたい350ページ分くらいです(ざっくり)。
見開き1ページで「問題」ー「回答」に分かれているので、書き込み作業に必要な「問題」ページは半分の175ページ。
1ページ赤字正解を書き込むのに、約4分でした。
というわけで、必要な所要時間としては、
初回1巡目の書き込み:約12時間
2巡目暗記:約6時間
3巡目暗記:約3時間
合計:21時間
暗記作業は通勤時間や隙間時間でも十分できるので、
【1日30分ずつ】で、【4月中に】、【暗記の土台は完了】するよ!
もう怖くないね!!!
(言い訳を潰していくスタイル)
論述試験について
キャリコン論述については、こちらの記事に解法をまとめました。
→「キャリアコンサルタント実技論述(CC協議会)の解法を考える②:設問ごとの解法手順」
論述は用語暗記してからじゃないと対策もストレスフルすぎるので(いちいち調べる作業がな…)、学科過去問の点数がそれなりに取れるようになってから集中対策でいいんじゃないかと個人的には思っている。
用語暗記が進んでから、養成講座のテキストや各種参考書に目を通すと、初回より理解しやすくなってることに気付くはずだよ~!
全問暗記してから手をつけるのは飽きるし、論述への焦りもあるなぁ…って人は、一分野攻略してからその分野だけテキスト精読に移ると良いよー!
己を飽きさせないの大事だからな。
最後に
試験は試験と半分割り切って、最小努力で成果を掴みにいきましょー!
仕事しながら試験受けてる俺たちはえらいぞー!
わーー!!!(どんどんパチパチ)
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