広告
先日、Twitterで質問をいただきました。
質問:キャリアコンサルタントと転職エージェントの役割の違いを教えてください。
重要な質問~!!
そうだよねぇ。無意識で使い分けてるけど、分かるように発信せんといかんよねぇ。
そんで当たり前に使ってしまう自分にとっては普通な言葉こそ、ちゃんと言語化しておいたほうがいいよねぇ。
キャリアコンサルタントとは
キャリアコンサルタントは、「独占名称資格」のひとつして、保持者だけが名乗れるキャリアの専門家としての国家資格です。
試験に合格して資格保持してないと名乗れないのよ。
2016年4月より国家資格化したのです~。
職業能力開発促進法において定められてるよ!これ豆な。
キャリアコンサルタントの役割とは
名前の通り「キャリア」の「コンサルティング」が主な生業なんだけど、その幅に明確な規定はなくカバー範囲がまじ広い。
例えば想定クライアントは、年齢も未就労の学生から再雇用に悩む定年層まで。
内容もキャリア教育から、社会人の転職相談、ブランク後の再就職、企業研修の開発・実施まで。
個人で独立している人もいれば、人材斡旋会社(転職エージェントや、派遣会社)で働く人もいれば、企業の人事部門で活きたり、ハローワーク職員として勤めていたりと活躍の場も様々。
よ、よく考えるとほんと広いな…!
転職エージェントとは?
転職エージェントって、キャリア全般じゃなくて、「転職」に関わるサービスのひとつなんだよね。
運営してる会社には、「人材斡旋」「人材紹介」などと事業概要に書いてたりするよ。
転職エージェントは、転職希望者と、採用企業を「仲介」する民間サービスになります。
基本的に転職希望者の利用は無料で、サービスを介して入社が決まったときに成功報酬として採用企業より仲介料をもらうビジネスモデルです。
どんなものかはこちらの記事より!
転職エージェントがどんなサポートをしてくれるか、登録から現職の退社、転職先への入社までの流れをまとめたよ!
「キャリアコンサルタント」は資格保持者しか名乗れないので、転職エージェントでは「キャリアアドバイザー(通称CA)」などと呼ぶのが一般的だよ。これも豆な。
※転職エージェントにも資格保持者は「キャリアコンサルタント」と名乗ったりする。
両者の役割の違い
「キャリアコンサルタント」は転職に限らずキャリア全般の専門家として相談・教育などの役割を果たし、
「転職エージェント」はあくまで”転職”という契機に対して、登録者の転職をゴールにして企業への入社を仲介する役割となります。
求職者の話を聞いて、転職のアドバイスをして、企業を紹介したりする一連の流れは、動きだけみればどちらもやってることは同じなんだけど、根底のサービス土台が別物なのだ~。
それにしても、キャリアコンサルタントのカバー範囲広いなほんと…。
広告